女衒 ZEGEN

1987年公開! 今村昌平監督ならではの破天荒な人間ドラマ。

当時、劇場で見たはずだけど、見たという鑑賞記録がない。 不思議不思議。(笑)

この時期、忙しくて書くヒマがなかったということか?

内容など忘却の彼方だけど、わずかに残ってる印象は、話が次々と流れていくだけで、あまり面白くなかったような気がする。(笑)

本当にそうだったのか確かめようと、今回、劇場で見て以来の鑑賞!

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うーーーん・・・・。

なるほどねええ・・・・・・。(笑)

 

映画鑑賞眼が備わってる?今の自分が見ると、備わってないときに見た初見と比べると、まあまあ面白く感じたけど、決定的に面白いってわけじゃあない!

これは、もともとが面白くないってことになるのかな。(笑)

加えて、こういう映画を見ても楽しめない人って、かなりいるなああと思わせる感覚を持ってもいるんで、なんとも立ち位置がむずかしい困った映画になっている。(笑)

映画的には、ストーリー展開がイマイチ。たぶん、最初は、こんなはずじゃあなかったんだと思う。?

完成して通しで見てみたら、なぜかドラマチックな緩急がなく(笑)、単に、次々とスピーディーに話が続いていくだけのダラダラ映画になっていた!ってことなんだろうね?(笑)

編集のリズム感も、最初っから終わりまで、おんなじだし。

こういう展開は、退屈はしないけど、途中から、なんだか同じようなリズム感が延々と繰り返されてるだけになってるなああって感じてきて、ウンザリしてくる。

描かれる人間たちも、役者たちの熱演もあって、魅力的だけど、ただ、表面的にそう思うだけで、すごく興味を引かれるわけでもない。

根本的な題材がイマイチか?

そう思うと、昔見た、同じ今村昌平監督の「豚と軍艦」(1961)のほうが、数倍面白かったような気がする。 ← 細かい部分は忘れちゃったけどネ。(笑)

こっちは、クライマックスに行くにしたがって、話が盛り上がっていくし、スケールのあるアクションの見せ場もあったような記憶があるからね!

いやはや・・・・。

 

1981年の「ええじゃないか」も、当時劇場で見たけど、この「女衒 ZEGEN」とほぼ同じような感想を持ってた・・・・。(笑)  ← 内容など忘却の彼方。 ただそういう印象だったことは覚えてる!(笑)

こっちも、今見たらどうなのかを確かめる必要あり。 ← 近々、見ます!

感触的には、まだこっちのほうがいいんじゃないかと?

編集も巨匠浦岡敬一だったし!!