<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>
スター・トレック STAR TREK THE MOTION PICTURE
1980年公開!
劇場版「スター・トレック」の第1作!!
なぜか最近、「スタトレ」熱が出てきて(笑)、
2作目から5作目までを連日鑑賞!
ここらで原点回帰をしようと、
シリーズの中で、一番見てる1作目をWOWOW放送版で!!
シネスコ、5.1ch。
なお、このWOWOW放送版は、冒頭、黒味の中で聴こえてくる序曲がカットされ、いきなりメインタイトルからはじまってます!
劇場では、続けて2回見てる!! ← 昔の映画館は、1回入場しちゃえば最終回まで見続けることができた!!(笑)
その後、トリミングされたビデオ、シネスコサイズのレーザーディスク、ディレクターズカット版となったDVDで、見てきている!
ジェリー・ゴールドスミスの音楽が最高に素晴らしく、大音響の劇場で見たとき、そのあまりの劇的効果に、ところどころで、感極まって、涙を流してしまったほど!!
いやああ、やっぱりジェリーはいいなああと!!!
特に、前半のエンタープライズをじっくりと見せてくれる感慨深く感動的なシーンでは、もう涙ボロボロ・・・・・。(笑)
劇中のカーク艦長も、目に涙を浮かべていたんで、その感情が見てる側と完全に一致!! ジェリーの音楽の威力を見せつけられた白眉のシーンでもあります!!
音響チェックのときは、必ず、ここのシーンを見てました!!
必見! 必聴!
さて、久しぶりに見て、改めて特撮の素晴らしさに驚嘆しました!!
内容もそうなんだけど、ビジュアル的に、あのキューブリックの「2001年宇宙の旅」を彷彿とさせるシーンの連続で、ビックリ!!
いやああ、いいですよ!!
今見ても、スゴイ!!
アナログ特撮なんで、冒頭のクリンゴン艦隊や、エンタープライズも、CGIではなく、すべてミニチュアなんだけど、ホンモノならではの(笑)、質感がすごく良く出てて、リアルに感じましたねえええ・・・・。
立体感も感じます!! 迫力も感じます!!
やっぱ、アナログのほうがいいのかなああああ・・・・・。
今後、ひととおり、シリーズを見たら、
再び原点に戻って、
2000年製作の「スター・トレック ディレクターズ・カット版」を見ようと思います!!
監督のロバート・ワイズが、アナログ特撮部分に新たにCGIを加え、未公開カット、差し替えカットも入れ込んで、新規に作り直したもので、DVDで1回見てるんだけど、もう忘れちゃったし(笑)、今見たオリジナル版との比較をしたいと思います。
見終わって、超久しぶりに、サントラレコードとCDを聴き直してみました!!
特に、レコードは、当時から、今まで聴いたこともないような素晴らしくシャープな音質だったんで、感動感激!! ← それもそのはず、一般のレコードより高いレベルでカッティングされているので、針飛びのおそれありの注意書きが帯裏に書かれている!!
この仕様は、高音がキンキンギラギラする傾向あり。(笑)
そのあまりの音の良さに、聴くたんびに、感動させられるんで、何回、聴きまくったことか!!(笑) それこそレコードが擦り切れるほど!?(笑)
今回のレコード鑑賞では、さすがに最初の頃の感動はなくなったけど、澄み切ったシャープさ、キラキラ感は健在で、久しぶりに、酔えました!!(笑)
久しぶりに、70年代、80年代の香りを嗅ぐことが出来ました!!
楽器群が、キーーーン!グワーーーン! って気持ちよく伸び切っていき! その音で! めくるめく官能的な、ジェリーサウンドが展開されていくんで! 震えがくるほど感動! 興奮のるつぼですよ!!(笑)
← 最初に聴いた感動がなくなったというのは、あらゆる音楽、あらゆる音質のレコード、あらゆる音質のCDを今まで聴きすぎてきて(笑)、耳が肥えちゃった、 この手の音質に慣れちゃったせいかと分析します。(笑)
残念ながら、CDのほうは、レコードの音質を超えてなくて、聴いても、イマイチ。
リマスターされて、何枚か出てるけど、レコードの音質とは一味違う。
CDには、
感動がない。
冷たい。
高音が伸び切らない。
ツヤっぽいキラキラ感がない。
あっさりとしてる。 etc・・・・・。
(笑)
注目点は、日本のシングル盤!
そこに収録された、スター・トレックのテーマという曲が、LP盤のエンドタイトルを短く編集したバージョンになってました!!
途中に入る、アイリアのテーマがカットされて、軽快なテーマ曲のみの構成。
LPのエンドタイトルは、3分15秒。
シングル盤は、1分29秒。
この編集バージョンは、今まで出たアメリカ版のどのCDにも収録されていないので、日本独自に編集したものと思われます!
だから、超レア!!(笑)