プロムナイトⅡ HELLO MARY LOU : PROM NIGHT Ⅱ
1987年のカナダ製の恐怖映画! 「プロムナイトⅡ」!!
日本では劇場未公開で、DVDスルー。
今回、DVDで、初鑑賞!! (撮影時そのまんまのスタンダードサイズ収録で、音声はモノラル。 このサイズの上下に黒味を入れたものが劇場用ビスタサイズとなる。)
あのジェイミー・リー・カーティス主演の「プロムナイト」(1980)の続編! ← 初見は、だいぶ昔に、ビデオでの鑑賞だったと思う。 でも忘却の彼方です。(笑)
ただ、続編とはいっても、直接的な続編ではない。 リブートに近い。
なぜ、ⅡのDVDを持ってるかというと、数年前に「プロムナイト」BOXなる、1作目から4作目までを収録した中古DVDが激安で売られていたもんだから、お得だと思い、ついつい買ってしまっていたから!!(笑)
・・・・・でも、今まで放置状態!!(笑)
ようやく、今宵、封印解除です!!(笑)
1作目がどうだったか、もはや忘却の彼方なんで、4まで見たら、1を再見しようと思うけど、やっぱり、珍しいカナダ映画なんで、アメリカ映画と違う独特のタッチで、新鮮な気分で見れたのがいい!
予備知識はあり、当時、スティーヴン・キングが恐怖映画を紹介するTV番組で、この作品も紹介されており、その一場面を見たことがあった。 特撮が大変評価されてもいた。
特撮は、アナログの部分と、コンピューター合成したシーンがあり、コンピューター合成はまだまだ初期の頃なんで、ちょっとアナログより、チープに見えたかな。(笑)
B級映画ならではのお約束のサービスシーンもあり(笑)、トータル的には、けっこう楽しめました!! 怖いシーンもいっぱいあったし、80年代ならではって感じがたまらなく懐かしく、我々世代は、感慨深い気分になるところもいい!(笑)
あの頃の恐怖映画は、ほんと良かった・・・・!
それにしても、あのマイケル・アイアンサイドが出ていたのには、オドロキ!
ちょっと場違いな感じあり!?(笑)
カナダ映画といえば、あの「血のバレンタイン」(1981)を真っ先に思い浮かべるけど、これ残酷シーンが多すぎて、完全ノーカットで上映されたのは、日本だけだったという問題作! いやああ、当時劇場で見ときゃあよかった!(笑)
というのも、日本公開時のノーカット版で見られるのは、現時点でも、数年前にやっと出た輸入盤のみになってるんです!!
日本版は、初めてビデオ化されたものから今のDVD版まで、すべてカット版!
この扱いはなんなんだ?(笑)
ここらで、完全ノーカット版を日本でもブルーレイ化して、その発売記念にリバイバル上映してくんないかなーー? (笑)
ちなみにこの映画のリメイク版「ブラッディ・バレンタイン」(2009)は3D映画で劇場公開されていて、こっちは、迷わず劇場まで見に行きました!!
残念ながら期待したほど飛び出し効果はなかったし、オリジナルに比べて驚くほどのスプラッター描写もなく、イマイチだった印象あり。 ← ほんとうにそうだったのかは、近々見直してみるつもり。
見る順番は、「ブラッディ・バレンタイン」、日本版「血のバレンタイン」(カット版)、完全ノーカットの輸入盤「血のバレンタイン」としよう!!(笑)
なんか、楽しみ!!
ちなみに、「プロムナイト」シリーズの音楽を担当してるのは、ポール・ザザという人。
実は、「血のバレンタイン」も彼の担当!!
残念ながら、音楽的には、劇音楽に徹しちゃってて、ぜんぜん印象に残らないけどネ!(笑)
(リメイク版は、違う人の担当。)
「ハロウィン」、「13日の金曜日」、「バーニング」、「サスペリア」、「サスペリア2」のように、音楽的にも、大変印象に残る恐怖映画群があり、それらは今でも話題に上がるのに、音楽的にその領域に達してなかったゆえに、「プロムナイト」と「血のバレンタイン」は、今や忘れられた存在になってるのは、なんかもったいないな!! うまくいかないもんだな。