イカリエ - XB1 IKARIE XB-1

1963年、チェコスロバキアが製作したSF映画!

日本では、2018年に初公開!

レンタルDVDで、初鑑賞!!

スタンリー・キューブリックがあの「2001年宇宙の旅」(1968)を作るにあたって、参考のために、あらゆるSF映画を見まくってた時期があったらしく、その中の1本に、この「イカリエ-XB1」があったらしい・・・・。??

だから、少なからず影響があった? と推察される惹句で、日本公開時、話題になってた映画!?(笑)

確かに見てみると、美術や構図、内容までもが? ソックリな?ところもあったけど、単なる偶然ですネ!(笑)

それがどうした?って感じ!(笑)

 

言いだしたら、きりないですよ!

あの「ジョーズ」だって、演出がヒッチコックにソックリなんで、ヒッチコック映画が影響をあたえたともいえるし!(笑)

 

それと、あまり見たこともない国の映画なんで、見慣れたハリウッドのSF映画のスタイルを見慣れてると、そのあまりの違いにカルチャーショックを受けるのは、当たり前!!

とりたてて、騒ぐこともないとは思う!

日本の特撮ものだって、特撮プロダクションが違うと、ぜんぜん印象が変わって、なんか特別に斬新なものを見た気分になるのと同じこと!(笑)

 

しかしながら、先入観的に、キューブリックをどうしても意識してしまうんで・・・・ ← キューブリックがいかにこの映画をマネしたかの? といやでも思ってしまうので、見てると非常に居心地が悪くなるんだけど(笑)、自分としては、このモノクロ映像と、なんか洒落た感じの俳優たちの印象から、内容は、まったく違うんで異論はあると思うけど、映像感覚的には、「去年マリエンバートで」(1961)に近いのかなと?と思ったりもしました!!(笑)

 

ただ、語り口があまりうまくないんで(笑)、わけのわからないシーンが多々あり、サスペンスシーンも盛り上がらないんで、途中途中で、退屈して寝てしまいました!(笑)

翌日、寝てしまったシーンを見直す始末!(笑)

 

ヤレヤレ・・・・・。

 

まあ、キューブリックファンだったら、キューブリック自身が見てることもあり?(笑)、一応、押さえといていい映画ではあると思うけどネ・・・・・。

音楽も、前衛的で、聴きものです!!

 

興味深かったのは、

1980年に発行されたSF映画本で、この映画が紹介されていたのを、今さっき発見したんだけど!!(笑)、それによると、ラストのオチが、ぜんぜん自分が感じとってたものと違ってたんで、オドロキました!!

逆転の発想というか、ミスリードしてた映画というのか・・・・。

2018年の日本公開時のいろんな評を見ても、そのことにまったく触れてなかったので、これはいったいどういうことかと??

もし、これがホントだったら、すごいことですよ!!

一発大逆転の発想を持った映画ということになります!!

そーなると、もう1回見たくなるな。

でも、ほんとかな? 不思議不思議。(笑)