ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録                HEARTS OF DARKNESS 

1992年公開!

あの「地獄の黙示録」(1979)のメイキングフィルム!

当時、シネヴィヴァン六本木で初鑑賞!

その後、何度かレンタルVHSで見ている。 

フランシス・コッポラの奥さんが、撮影風景を撮ってたことは、映画雑誌とか関連本とかで、だいぶ前から知っていたんで、やっとそれが映画にまとめられたんだなと感無量の思いで見に行きました!! まさに待望の作品だったわけです!!

今回は、ブルーレイで鑑賞!!

映画のメイキングを見たのは、おそらく、黒澤明の「影武者」の撮影現場を撮ったTV番組が最初だったと思う。 ← NHKの「黒澤明の世界」!

黒澤監督が、スタッフを罵倒している姿は、けっこう衝撃的!?で、映画の現場って、こんなに厳しいものなのかと、オドロイたものです!!(笑)

そんな厳しさを、この「ハート・オブ・ダークネス」にも求めて?、期待していた?(笑)のかもしれません?(笑)

 

「地獄の黙示録」自体は、劇場でも見たし、ビデオ、レーザーディスク、DVD、ブルーレイとかでも、何回も見直し、関連本も読みつくしてきたほどのファン!?(笑)

← 劇場公開版(1979年・147分 ← エンドクレジットなし。 初期の版は、エンドクレジットがあるんで153分となっている。)は、数年前、デジタル版でも見てる。

← なぜか、特別完全版(2000年・196分 ← エンドクレジットなし。 初期の版は、エンドクレジットがあるんで202分となっている。)とファイナル・カット(2019年・182分 ← エンドクレジットあり! 最初からあるんで、この版だけエンドクレジットありを最終版にしてるようです。(笑) ややっこしい!(笑)))は、劇場では見てない。 ← 特別完全版公開時は、プライベートで忙しかったこと、ファイナル・カット時は、コロナ禍だったこともある。 DVD、ブルーレイでは見てる。

 

・・・・・・でも正直なところ、初見は、面白くなかった!!(笑)

前半のパワーが、後半なくなってしまい、なんだか尻つぼみで終わってしまっていたから! 

戦争アクション映画の常識として、クライマックスにものすごいアクションを見せてくれるのは、当たり前!! 前半がそうだったので、誰もがそれ以上を期待する!!

それなのに、そうなってない!(笑)

なんだこれは!?って感じ。(笑)

ただ、凄まじいサウンド、劇的効果満点の音楽には、いやがうえにも魅せられ、つまんないんだけど(笑)、何度でも見たくなる不思議な衝動に惑わされることになる!(笑) ← これは、キューブリックの「シャイニング」と「フルメタル・ジャケット」も同じ!!

だからこそ、今まで何度も繰り返し見てきた!!(笑) 

 

← ちなみに私が1980年に劇場で見た35mmフィルム版「地獄の黙示録」は、かなり映像がザラついており、まるでドキュメンタリーの戦争映画を見てるようでした! 後にビデオになったとき、初めて映像がキレイだったことに気づく。(笑)

 

あと、当時家庭に初めて導入されたドルビーサラウンドアンプを真っ先に買った時、真っ先に鳴らしたのが、この「地獄の黙示録」!!だったと思う。(笑)

当時は、4chで、リアに2つのスピーカーを加えただけ。

しかも、リアは、モノラル音声だった。

いまは、5.1chとか、それ以上のスピーカー構成になってるけど、もはや、やりすぎだと思う!?(笑)

ドルビーアトモス仕様だと、天井までスピーカーを置くことになるからね!

自分は、5.1chでとどめています!(笑)

← やろうと思えば、自分の今のシステムは、6.1chまで対応できる。

あとひとつ、リアのセンタースピーカーを加えるとそうなるけど、そこまでやる必要なしと判断しました。 スピーカーは用意してあるけどね。(笑) 接続してないだけ。(笑)

 

今回の「ハート・オブ・ダークネス」は、全編、見終わったあとに、フランシス・コッポラとエレノア・コッポラによる、音声解説を聴くためにもう1回、見ました。(笑)

これは、2007年の録音で、実に興味深いことを二人が話していたので、またひとつ、「地獄の黙示録」のウンチクが増えましたねええ!!(笑)

見て良かった!!(笑)

このメイキングの中で、コッポラってひどい男だと思われるシーンがあるんだけど(笑)、そこを本人自ら、弁明してます。(笑)