スタンリー・キューブリック ライフ・イン・ピクチャーズ         STANLEY KUBRICK A LIFE IN PICTURES

2001年製作のあのスタンリー・キューブリックの天才ぶりを振り返る、ファン必見のドキュメンタリー! 追悼作ともいえるもの。

日本では、キューブリックコレクション(DVD BOX)の中の1本として初お披露目! 発売された当時は、もう、狂喜乱舞で(笑)、仕事帰りにゲットしてきて、疲れていたのにもかかわらず、その夜、すぐに見ちゃいました!(笑)

2時間22分もあるのに、時間を忘れるほど魅入っちゃった記憶あり!!

ほんと懐かしい!!

その後、もう1回見ており、今回の鑑賞が3回目!

数十年ぶりの再見。

今回は、2011年発売のブルーレイBOXの中の1本に収録されていたもので鑑賞。

スタンダードサイズ、ステレオ。

 

自分、キューブリック監督作品は、全部見ていて、劇場でも、何回か見てる。

今回、久しぶりにキューブリック作品の映像を見て、また見たくなりましたよ!(笑)

見るたんびに、新しい発見があるからね!

 

全部が傑作と言っていいんですが、初見の時に、これは失敗作ではないか!って思ったのが2本だけあります!

参考までに言っておくと(笑)、

それは、

「シャイニング」(1980)と「フルメタル・ジャケット」(1987)!! 

これ以外の作品は、すべて初見から、大傑作!!と絶賛!!

 

ただ、失望した2本も、なぜか、また見たくなり(笑)、見直していくうちに、だんだんと、考えが変わっていき(笑)、今では、傑作!と言えるようになりました!!(笑)

なんとも不思議な現象です!

 

キューブリック映画は、非常に奥が深く、考えに考えぬいた上で作られているんで、1回見ただけじゃあわからないことがたくさんあるんですよ。 それがわからないとつまんなく感じるわけ!(笑)

わかってくると、もうすごすぎるーーーって感心しちゃう!!(笑)

その度合いが大きかったのが、その2本だったんですね!!(笑)

あと要因がもうひとつあって、

その2本、リアルタイムで劇場で見たんだけど、

新作なのにもかかわらず、フィルム状態が悪く、すごくザラついていた!!

ぜんぜんきれいじゃあない!!

前に名画座で見てた、「時計じかけのオレンジ」(1971)と「バリー・リンドン」(1975)は、フィルムなのに、すごくキレイだった印象が強く、その状態を期待していたからこそ、見てすぐ、失望!!(笑) 

アレ?、キューブリックならではの映像美が活かされてないじゃん!!ってね。 憤慨しながら見てました!!(笑)

ソフト化されてから、やっと、元々はこんなに映像がキレイだったんだーー!って、初めて確認!!(笑) 

感激!!

再評価のきっかけにも!!

 

それとは逆に、「バリー・リンドン」が初めてソフト化されたときの映像は、ものすごく汚くて、私も見ましたが、ああああ、ぜんぜん劇場で見たあの映像美が再現できてないなああ、まったくダメだなああって、ビックリしたもんです!!

映像が改善されたのは、レーザーディスクになってから。

だから、「バリー・リンドン」をこの初期の最悪版で初めて見た人は、ぜんぜんつまんなくて、面白くなかったと思う!

今でも、その最悪版のビデオ持ってますけど(笑)、たまに見て、昔は、こんなヒドイ映像ばっかり見てたんだなあああって、タメ息がでます・・・・・。(笑)

それで、損した映画っていっぱいあったと思う。

いやはや・・・・。

ビデオの映像が進化してくれて、ほんとに良かった!!

 

さてさて、再びキューブリック熱が再燃ですよ!!!

近々、全作品を、順番に再見していこうと思ってます!!