仮面病棟
2020年公開の日本の本格的な推理サスペンス映画!
永野芽郁が出てることで、当時から興味を引いていた作品。
ようやくWOWOW放送版で初鑑賞!
なるほどねえええ・・・・・・。
原作があるんで、どこまで忠実なのかわからないけど、見てて、けっこう、コレ入らないなあああって思うシーンがたくさんあった。(笑)
小説では、ぜんぜんおかしくないシーンでも、映像にするとおかしくなるシーンがあるんで、その見極めが大切だったなあああと。
要は、回想シーンが多く、いずれも見せ方が、やたら大袈裟で、感動させようとしていることが見え見え。 浪花節的な見せ方なんだよなあああ。(笑)
日本映画にありがちな悪いクセだと思う? しつこく、何度も出てくる。(笑)
いつまで、こんなことやってるんだ!(笑)
きっと、
<こういう見せ方をすれば、女性観客の心を掴むんだ、ぜひ、入れて欲しい!>
って、誰かさんに?(笑)、頼まれたんでしょう・・・・・?(笑)
プロットが非常にいいだけに、ここは、サスペンスに特化、恐怖演出に特化して、観客をスリルと興奮にいざなってくれるジェットコースター的な映画にしてほしかった。
ジョン・カーペンターとか、ダリオ・アルジェント風にしてね。
そういう映画ですよ!!
本編は、そんな浪花節的な余計なシーンがいっぱいあるため、114分!になっちゃってるけど、それらをカットして、100分くらいで、スッキリまとめるべきだったんではないか?
そうであれば、傑作と言っちゃいます!
残念だったのは、あるシーンの見せ方。
あとで、ミスディレクションしてたことがわかる重要なシーンなんだけど、これが中途半端な見せ方をしてるせいか、あとあとまで尾を引く、ヘタクソなシーンになっていて、かなりの違和感あり!!(笑)
なにかあるなあああって、もうネタをバラしてっちゃるようなもの!!(笑)
なんで、こうしたのか不思議でしょうがない!! 不自然!!
ここは、失敗ですね。