スケアリーストーリーズ 怖い本 SCARY STORIES TO TELL IN THE DARK

2020年公開の恐怖映画!

長らく気になってた映画を、WOWOW放送版で、ついに初鑑賞!!(笑)

シネスコ、5.1ch。

当時、ある映画を見に行ったときに、近日公開予定の、この映画のポスターを見かけ、ちょっとだけ興味を引かれる。     ただ、直感的に、子供っぽさを感じたんで、結局は、見に行かず。 でも、なぜか妙に引っかかり、タイトルだけは、頭の片隅に残ってた。(笑)

やがて、WOWOWで放送されることがわかったとき、このことがピーーーンときて、とりあえず、録画して保存。(笑)

でもどーーしても、子供っぽい映画っていう先入観があるため、見る意欲が湧いてこず、後回し。 もしかして、このまま見ないで終わるかもなあああと。(笑) 

他に優先して見るべき?映画がたくさんあることだし。(笑)

では、なんで、今になって興味を引かれたのか!(笑)

先日、たまたま2020年に、劇場で集めてきた映画チラシのファイルをパラパラと見ていたら、

この映画のチラシが出てきて、懐かしい!!と思って、解説文を読み、スタッフ名を確認して、ハっとしたから!!(笑)

製作のギレルモ・デル・トロは、もともと興味ないんで?、いいとして(笑)、監督が、なんと、あの「ジェーン・ドウの解剖」(2016)の人だったんですよ!!

「ジェーン・ドウの解剖」は、その不快なタイトルとかわずかに見た宣伝映像の断片から、私好みの映画と判断!?(笑)

当時劇場で見たかったけど、都合がつかず、初鑑賞は、WOWOWで。 

いやああ、怖かったですねーーー。 期待通り!! 大満足!!

!!!

なるほど!!

!!!

そうだったのか!!

!!!

「スケアリーストーリーズ」って、この監督だったのか!!

それだったら、見る価値ある!!(笑)

うぉおおおおおおおおっーーー!! 

もうそれを知ったその夜、即鑑賞ですよ!(笑)

何がきっかけになるか、わからないねええええーーー。(笑)

これだから人生は、面白い!!??(笑)

← で、チラシを見て知ったけど、案の定、この映画、児童向けに書かれたコワイ話の本が原作。 子供っぽいと思った、私の直感は、正しかったわけだ!

ひとつ気になったのは、レイティング。

G指定!!(笑) 

恐怖映画なのに、誰でも見れるG指定!!

ちょっと意外だったけど、子供向けの本だから、しょうがない!?

でも、あの「ジェーン・ドウの解剖」の監督。

絶対、信頼できる!

鑑賞に迷いなし!!(笑)

 

で、見たんですが、

いやあ、いいねえええええ!!

やっぱり、普通の映画と違ってました!!(笑)

最初の10分くらいで、この映画、マニアックな恐怖映画ファンのハートを鷲掴みですよ!!(笑)

時代は、1968年!

オープニングは、ハロウィンの夜!!

主演の女の子は、怪奇映画ファンで、部屋中、怪奇映画のポスターだらけ!

ドライブイン・シアターで、あのジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(1968)を上映してる!!!

彼女主導で、幽霊屋敷探検!!!!

そこで、ある本を持ち帰ったことで、世にも恐ろしい恐怖が幕を開ける!!!!!

それから展開していく、恐ろしい出来事の数々!!!!!!

あれ? あれれれ??(笑) まるで、あの「クリープショー」(1982)とそっくりじゃあないかあ!!!!!! ← ジョージ・A・ロメロ監督!!

もう、たまりません!!!

いやあああ、面白かったです!!

ビックリしたところは、何か所もあったし、やっぱこの監督、期待したとおり、演出が非常にうまい!!

シネスコの横長画面を最大限生かした構図も、見てて、うなりまくり!!

ほんとに、これG指定!?って、思うほど、気色悪いシーンも満載!!

大満足の恐怖映画でした!!!

 

あと、注目は、

使われていた歌の曲。

これ、ジョージ・A・ロメロのカルト映画「悪魔の儀式」(1972)の主題曲です!!

曲自体、スッカリ忘れてたけど(笑)、エンドクレジットで、SEASON OF THE WITCHって出てきたから、間違いなし!!

やるねええええ!!(笑)

うぉおおおおおおおお!!!!(笑)

これって、監督の趣向なのか、ギレルモ・デル・トロの趣向なのか??

(ちなみに、「悪魔の儀式」で、その歌が流れるシーンを見直して見たけど、こっちは、男性が歌っていて、テンポが速い。

「スケアリー・・・・」のほうは、女性が歌っていて、スローバラード風。

同じ曲とは思えないほど、印象が違う。 不思議不思議。)

 

そんなわけで今回の「スケアリーストーリーズ 怖い本」。

監督名で、俄然見る気になり、恐怖演出に関しては安心しつつも、トータル的に、うれしくなっちゃうほど、マニア心をくすぐられる映画になってたんで、ギレルモ・デル・トロを見直してあげようかという思わぬ副産物を得られました!!(笑)

昔、劇場で、彼の監督作「ミミック」(1997)を見て、あまりのつまらなさに失望して、それ以後、私の中では、ダメな監督として、インプット!(笑)

それ以後の作品は、まったく無視してたからネ。

こりゃあ、改めて「ミミック」を見るしかないなあああ。

きっと今見たら評価が変わるかも!?

あとは、アカデミー賞ものの、「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)も見てみるか!!