民族の祭典 OLYMPIA 1

ついにこの映画の領域まで達してしまったか・・・・。(笑)

「東京2020オリンピックSIDE:A、B」を見たばっかりに(笑)、オリンピック熱が急に出てきちゃって(笑)、いろんなオリンピック映画を鑑賞。

もうやめようと思ったんだけど(笑)、やはりこれだけは外せないだろうと!!

レンタル屋を探せば、レンタルDVDがありそうだけど、何軒も廻るめんどくささが予想されたんで(笑)、DVDを購入。 

「民族の祭典」(110分)と「美の祭典」(89分)の2本。 モノクロ、スタンダードサイズ、モノラル音声。

初鑑賞となります!!

これは、1936年!!

ドイツのベルリンで開催されたベルリンオリンピックの記録映画!

編集に時間をかけた・・・・というか物理的にこのくらいはかかってしまうと思うけど、完成は、2年後の1938年!!

日本では、1940年に公開されたようです。

 

で、見てビックリですよ!!

この映画をお手本にしてすべてのオリンピック映画が作られてたこともあって、もう、お見事の一言!!           素晴らしい!! 素晴らしすぎる!!

これこそ、究極のオリンピック映画!

オリンピック映画の原点! オリジナル!!

他のオリンピック映画は、この映画のリメイクだったんですネ!!(笑)

こんなに古い映画なのに、超絶に良く出来てるところが、奇跡的!!

信じられない!!!

 

前回、

私が見たい、私好みのオリンピック映画はこうなんだ!!って、アレコレ列記したけど、そのすべてに、この映画は、当てハマってました!!!

すごいことです!!

私自身、ビックリしてます!!(笑)

もう一度、列記すると、

<私が見たい、私好みのオリンピック映画とは>

★各競技の面白さが全面的に出ていること!

★そこにおける選手たちの類まれなる精神力技術力、華麗さ、可憐さ、かっこよさが感じられること!

★人間って、こんなにスゴくて、美しいんだ! っていうことの証しを魅せてくれること!

★映像の数々に、映画的な劇的感動、劇的興奮があること!!

★音楽効果が素晴らしいこと!!

・・・・・・・!!!!

いやあああ、まさに「民族の祭典」!

パーフェクト!!

私の見たかったものが、すべてここにありました!!(笑)

 

それにしても・・・・・、(笑)

これを参考に作られたオリンピック映画で、これを超えるものがいまだに出てきてないっていうのが、悲しいね。

市川崑総監督の「東京オリンピック」(1965)だけには、ちょっとだけその片鱗はありましたが・・・。

そう思うと、この「民族の祭典」は、

「燃えよドラゴン」、「ジョーズ」、「ゾンビ」を見たときにも感じた、映画の神が作ったとしか思えない、奇跡的に良く出来た映画の1本!ってことになるわけです!!

 

私が買ったDVDは、あの淀川長治の解説付きのもの!

パッケージを見るとアメリカン・バージョンって表記が。

調べると、他にドイツ語完全版というやつと、日本だけの企画版だと思うけど、「民族の祭典」と「美の祭典」の2本を再編集して1本にまとめ、日本の劇場版だけにあったニュース映像も加えた総集編。(138分)(←ビデオとレーザーディスクのみ)があることが判明。

これらも中古で買おうと思えば買えることがわかったけど、そこまでやるとドロ沼になるので、グっとこらえようと思います!!(笑)

また、こんな傑作を作った女性美人監督のレニ・リーフェンシュタールにも興味を持ってしまい、「意志の勝利」という監督作品、彼女の主演作品(数本あり)、彼女のドキュメンタリー映画、彼女関連の本類を見たり、読みたくなっちゃいましたが(笑)、ここまで手を広げると、際限がなくなってしまうので、ここもグッと我慢です!!(笑)

 

さて、次は、この続きとなる、「美の祭典」だ!!!