<恐怖映画 雑記>
FINAL DESTINATION 3
ファイナル・デッドコースター
2006年公開!
人気シリーズ第3弾!
レンタルDVDで初鑑賞!
原題は、「ファイナル・デスティネーション3」!
対して邦題が、「ファイナル・デッドコースター」!
これは、前作の邦題を、原題が、「ファイナル・デスティネーション2」なのにもかかわらず、なぜか「デッドコースター」と名づけたところからきているはず!?
だから本来は、「デッドコースター2」とつけたいところだけど、シリーズ3作目なんで、あとあと順番がおかしくなっちゃうし、「ファイナル・デスティネーション3」にしちゃうと、前作の邦題はなんだったんだああああって思われるので?、これもマズイぞと。(笑)
よって、ウルトラC級の「ファイナル・デッドコースター」!!ってことに!!(笑)
かなりタイトルつけるのに苦労したのではないかな?と勝手に推察・・・・・・。(笑)
それと、「デッドコースター」と聴くと、なんかどうしてもジェットコースターをイメージしてしまうのに、「デッドコースター」には、ジェットコースターは出てこない。(笑)
今回の「ファイナル・デッドコースター」で、やっと邦題のイメージどおりに、ジェットコースターが出てくる!!
でも、これもどうなのかと??(笑)
だって、ジェットコースターが出てくるのは、冒頭だけなんですよ!!
えっ!!って感じ。(笑)
「キングコング」というタイトルなのに、キングコングが出てきたのは冒頭だけで、あとは、ゴジラだけ!っていうのと同じ感覚!?(笑)
タイトルに偽りあり??
ファイナルとしたんなら、コースターシーンは、クライマックスでも良かったんじゃあないか!!??
なんか違和感あるんだよなあああああ。(笑) ← そう思うのは、自分だけか??(笑)
・・・・・・・・・
あ、そうか!
そもそも、原題は、「ファイナル・デスティネーション3」なんで、別にコースターメインでなくてもいいのか!!(笑)
・・・・・・・・・・(笑)
・・・・・・・まあ、それでも、今回は、ジェットコースターが出てくるんで、期待したのは事実。
主観映像を駆使して、見る側に乗ってる臨場感を味合わせてくれるのではないかと見る前からワクワクドキドキ!!
昔、主観映像と揺れる座席の仕掛けで、ジェットコースターに乗ってる恐怖を堪能させてくれたイベントショーがあって、そこで体験した興奮が今でも忘れられなくて、これを超える映像の映画が出てこないかなあって、夢見てました!(笑)
コースターシーンがある映画と言えば、「ジェット・ローラー・コースター」(1977)とか、「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」(1984)、「ブレインストーム」(1983)などなどなんですが、これらは、主観映像が長くないんで、イマイチ。
それでは、
この「ファイナル・デッドコースター」のコースターシーンはどうだったのか!
・・・・・・・・・うーーーーーん・・・・・・・・。(笑)
ここでもダメか!!
主観映像がやはり短い!! 短すぎる!! すぐカットが変わっちゃう!!
私、いつも思うんだけど、映画は見世物、娯楽ですよ。
今やアイマックススクリーンはあるし、座席が揺れる装置もある。音響システムも、センサラウンドっぽい。
アトラクション要素が濃くなっている!! だったら、主観映像をバンバン見せてくれてもいいんじゃあないの!!!って!!!
ジェットコースターに乗ってる気分を味合わせてくれよ!!って!!!
この映画だったら、まず最初に、1周分のコースターの主観映像を見せる!!
たっぷり、観客にコースターの恐怖を味わってもらってから、次に、主要メンバーが乗り込んできて、事故の起きるコースターシーンを見せる!!
恐怖が2度味わえるわけです!!
自分が監督だったら、そうするけどなあああ・・・・!!??(笑)
レース映画も同じ。
主観映像を延々と見せてくれるスゴイ映画って、私の知る限り、ジョン・フランケンハイマー監督の「グラン・プリ」(1966)くらいしかない!!
あと、スティーヴ・マックイーンの「栄光のル・マン」(1971)もか。
他にありますかね??
ちょっと前、劇場で見た「フォードVSフェラーリ」(2019)に期待したけど、これも満足できる主観映像は、なかったからね。
なんでなんだろう?
主観映像を延々と見せちゃあいけないっていう規制事項があるんだろうか??
予備知識なしで見たんで、見てビックリしたけど、あのメアリー・エリザベス・ウィンステッド嬢が主役だったんですね!!
クエンティン・タランティーノ監督の「デスプルーフinグラインドハウス」(2007)に出てたキュートなかわいこちゃん!!
いやああ、うれしい!!(笑)
予想もしていなかっただけに、うれしくなってしまいました!!
冒頭から、かわいさ満点!!
こりゃああ、面白くなっていくぞおおおっと思ったんですが(笑)、
意外や意外、コースター事故で恋人を失ってから、彼女、暗く沈んじゃって、ぜんぜんハジケなくて、失速! 魅力ゼロになってしまったんですよ!!
これは、珍しい。
普通は、だんだんと魅力が増していくものなのに、これは逆!!(笑)
ホラーヒロインとしては、失格です。
暗い演技を過剰にやりすぎたのか・・・・?
もともと、繊細な演技プランができない人だったのか・・・・?
うーーーーん・・・・。
むずかしいなあああ・・・・・・・。
彼女に何かあったとしか思えない??
監督とウマがあわなかったのか?(笑)
コースター事故以降の彼女、ぜんぜんかわいく見えないんですよ!!(笑)
不思議不思議。
これから見る人は、ここに注目してください!!!(笑)
あと、もうひとつの大注目ポイントは、クライマックス!!!
このクライマックスの××の事故シーン。
これって、驚くことに、
アーノルド・シュワルツェネッガー主演、ピーター・ハイアムズ監督の快作「エンド・オブ・デイズ」(1999)のクライマックスとソックリなんですよ!!!
しかも迫力は、「エンド・オブ・デイズ」のほうが数百倍上!!(笑)
複雑な編集も、「エンド・オブ・デイズ」のほうが、うまい!!
自分、見ながら、
あああああ、これじゃああダメだなああああってガックリ!!
興ざめ!!!
ぜひ、両者見比べてみてください!!
「エンド・オブ・デイズ」の圧倒的な勝利ですよ!!(笑)
きっと製作陣、この映画見てないな!?(笑)
この上をいかなきゃあダメでしょう!!(笑)
音楽は、シャーリー・ウォーカー。
1も2も担当してて、これが3度目!
でも、どんな曲だったか、まったく耳に残らない!(笑)