<アクション映画 雑記>
BLACK SUNDAY
ブラック・サンデー
1977年製作のアクション巨編!
昔の映画雑誌読んでて、ちょうど「ブラック・サンデー」の特集をやってたんで、急に見たくなり、放置状態だったDVDで鑑賞!! 懐かしい!!
当時、劇場公開が直前で中止され、オドロイタ記憶があったからね!!
← この雑誌では、試写を見た評論家諸氏が盛んに面白い面白いと煽ってました!!
―――それにしてもこういうことがあったのかと!
代わりに何を上映したんだろう!? まったく覚えないなああ!!
主演は、「ジョーズ」(1975)のロバート・ショー!
音楽は、当時「タワーリング・インフェルノ」(1974)、「大地震」(1975)、「アイガー・サンクション」(1975)、「ジョーズ」で大ブレイク中のジョン・ウィリアムズ!!
監督は、自分この時点で、「大列車作戦」、「フレンチコネクション2」をTV放送で見ていたジョン・フランケンハイマー!! ← この2作品、TV放送版なので、そんなに面白く感じなかった!?(笑) 評価したのは、ビデオを見てから!(笑)
もう、二度と見ることはできない映画なのか!と落胆したけど、
ビデオブームが訪れてきて、「ブラック・サンデー」も、晴れてアメリカでビデオ化。 その後、日本でも未公開ながら無事発売。 ← いつ発売されたのかは覚えてないけど、そのカギとなるのは、私が初めてこの映画を見た年!!
なんと! 1993年になってから!
WOWOWでの放送版で!!
1993年に放送されたということは、ビデオ化もその頃だったんではないかと推察。 でも随分と遅いネ。
残念ながら、この放送版は、オリジナルのシネスコサイズからスタンダードサイズにトリミングされていた。 それでも、待望の鑑賞だったし、ジョン・ウィリアムズの音楽がやたらかっこよくて、クライマックスは、大興奮!! ← 当時サントラは出ず、公式なサントラが発売されたのは、2010年になってから!! ← 限定1万枚のCD!!
本来は、シネスコサイズなんで、ちょっと悶々・・・・。(笑)
そんなある日、コンスタントに通ってた輸入ビデオ店でいつものようにアレコレ物色していたところ、アメリカ版の「ブラック・サンデー」のレーザーディスクを見つけ、しかもシネスコサイズだったので、狂喜乱舞! 迷わずゲット! 家に帰って即鑑賞ですよ!! (このレーザーディスクは、1994年発売だったと思われる。 音はモノラル。)
でも、TVサイズ内でのシネスコ画面なんで、画面がさらに小さくなり、迫力不足!! そんなにうれしくなかったかな?
奇跡は、2011年に起こる!!
あの午前十時の映画祭で、実に34年ぶり、日本で初めての劇場公開実現!!
フィルム上映!!
こんなこともあるんですね!!
待てば海路の日和ありか!!
どーしても、大画面で見ておきたかったんで、このとき速攻で映画館にかけつけましたよ!!
まさに待望!!
見る前から大興奮!!
ワクワクドキドキ!!
でも、結果的にーーーー、
あんまり画質が良くなくてーーーー、
ちょっと興ざめした記憶があったかな。
音もモノラルだったと思う。
← この映画祭でフィルム上映された作品、他にも何本か見てるけど、いずれも画質が悪かったんだよねええ・・・・・。
だって、DVDの映像のほうが、ぜんぜんきれいなんだもの!!(笑)
DVDの映像に見慣れていると、たとえ大画面でも、その画質の悪さにショックを受けてしまうほど!!??
だから見てても、そんなにノレないという感性的な弊害あり! ← 私だけかもしれないが・・・・。?(笑)
今回は、
DVDの鑑賞! (2006年発売!)
実は、DVDでまともに見るのは、今回が初めて!
シネスコサイズ、5.1ch、日本語字幕スーパーの王道3種が揃った仕様で見るのも初めて!!(笑)
だから、ある意味新鮮!!
!!!!!!
いやああ、見てビックリ!!
結果的に、
劇場公開で見たときより、興奮しましたよ!!(笑)
明らかに映像がきれいなんで、最初からノリまくりだし、音も大迫力!!
ジョン・ウィリアムズの音楽がよりかっこよく聴こえてきて、劇的興奮がありました!!
やっぱ、貧弱な映像と音で見たら、ダメだったんですね!!??(笑)
・・・・・・やっとか・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ここまで到達するのに、46年かかったってことか!!(感涙!)
やっと今宵、正真正銘、ホンモノの「ブラック・サンデー」体験ができた!っていう満足感が得られました!!!!
1977年に、もし劇場で見ていたら、きっとこんな思いだったんでしょうね!!
見終わった翌日、
久しぶりに、ジョン・ウィリアムズのサントラCDも聴き、
さらにさらに、感無量!!!
私にとっての「ブラック・サンデー」、
ついにここに完結です!!(笑)
ちなみに、ウィリアムズのサントラには、最終的に本編で使われなかったエンドタイトル曲も収録されてます。 メインの曲をゆっくりと鎮魂込めて演奏した曲です。
最初は、この曲を使うつもりだったんだろうけど、クライマックスがやたら派手で、音楽も派手だったんで、その勢いを維持するために、再度、かっこよくて迫力のあるほうの曲を、エンドタイトルとして採用! これに変更して、豪快に締めくくってくれました!!! アメリカの試写ではこのラスト、大拍手だったらしい。
うん、この曲のほうが、絶対いい!!
製作陣、よくわかってますね!!
もちろん、この本編で使ったエンドタイトルも、収録!
何度聴いても、興奮する曲ですよ!!
必見! 必聴!
ジョン・ウィリアムズは、「ブラック・サンデー」のあと、
あの「スター・ウォーズ」(1977)を担当!!
さらに快進撃が続いていく!!