十二人の怒れる男

                                                       1959年公開。 シドニー・ルメット監督の傑作!

先日見た、「お米とおっぱい」があまりに、つまんなくて、気分が悪くなったんで、どうしても口直しをしたくなり(笑)、ベースにしたであろう、この映画を即鑑賞!(笑)

BS放送版にて。

昔TV放送で見たっきりだったんで、超懐かしかった!!

感無量!(笑)

当然、ほとんど展開を忘れていたんで新鮮な気分で見れました!!

やっぱり、脚本と演出がうまいなああ。

延々、討論が続くだけの密室劇で、舞台劇にふさわしい内容なんだけど、ぜんぜん飽きなくてウンザリ感もなし!!

最初から最後まで興味深く見ることができます!!

「お米とおっぱい」と、えらい違いだ!!(笑)

いやああ、見て正解!!

気分が良くなりました!(笑)

 

<注目ポイント>

・この内容だったんで、音楽はまったくつけられてないと思い込んでたんですが、意外なことにやさしい曲が劇中、何度か流れてました!!

 

・エンドクレジットのラストカットで、会議室で皆が議論している俯瞰映像があったんですが、なぜか11人しかいない!! ひとつ空席がある!!

12人いなきゃあいけないはずなのに、11人!

これはなんでだ!?

違和感を感じたんで、もう1回、そこんとこ再生しちゃいました。

どうやら、いない1人は、見た目から人を悪者扱いする偏見差別主義のオヤジだったようです。

こういう人間はダメですよっていう、シドニー・ルメットのメッセージだと私は、解釈しました!!