<アクション映画 雑記>

 

エンド・オブ・デイズ

1999年公開!

アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画!

先日再見した「レリック」(1997)が非常に面白かったので、ピーターハイアムズ監督に今更ながら大注目! 

「カプリコン・1」(1977)、「アウトランド」(1981)、「2010年」(1984)、「サドン・デス」(1995)と、何本も監督作品を劇場で見てるのに、ピーター・ハイアムズ自体を特別意識することはなく、単なる職人監督のひとりというレベルでしか今まで認識してこなかった。(笑) ・・・・・つまり、誰が監督しても、そんなに出来具合は変わらないんじゃないかという随分失礼な見方をしてたってこと・・・・・。(笑)

それが、「レリック」再見で、

もしかしたら、この面白さって、ピーター・ハイアムズのおかげ???(笑)ってことが、遅ればせながら、わかってきて(笑)、

他の作品を見て、それを確認したくなってきた今日この頃ってわけであります!!(笑)

レンタルDVDで初鑑賞!!

 

いやあああ、これも面白かったですねえええ!!(笑)

大満足!!

期待どおり!!!

やっぱ、ピーター・ハイアムズ、うまいです!!

ハイアムズじゃなきゃあ、ここまでの娯楽作品にはなってなかったと思います!!! 確信しました!!!

「レリック」の勢いはここでも維持!!!

音楽も、同じジョン・デブニーなんで、見る前から安心だったってこともある!!

予想通り、その期待に応えてくれて、素晴らしい劇的効果!!!

その効果は、ジェリー・ゴールドスミスに近く、印象に残るメロディを作ってくれないことが?(笑)、欠点だけど、それ以外は、最高だと思います。

今風の鳴ってるだけの映画音楽ではないんで、せめてこのレベルじゃあないとダメですね。

見習ってほしい!!!(笑)

私がもうひとつ大注目したのは、編集の見事さ!!

早くから気づくんだけど、もう、超絶の編集テクニック!!

アクションシーンのド迫力はこの編集があってのことで、目まぐるしくカットが変わるのにもかかわらず、何をやってるのかが明確にわかるし、普通のシーンでさえも、常にリズム感があり、見てて心地よい。

おまけに、音楽音響効果を駆使した、オドカシのタイミングもうまく、何度もビックリして、椅子から飛び上がりました!!

うまいうまい、うますぎるっ!! (笑)

この編集マン、只者ではない!!!と、絶賛しまくり!!!!

見終わって調べると、スティーヴン・ケンパーという人。

なんと!! 「レリック」もこの編集マン!!!

「サドン・デス」も!!!!

どおりで、この3本、面白かったわけだ!!!

とはいえ、この編集者、自分が見た、「フェア・ゲーム」(1995)、「フェイス・オフ」(1998)、「ミッション・インポッシブル2」(2000)も担当してたらしいんだけど、これらの作品で、編集のうまさに注目した記憶はない!!(笑)

要は、ピーター・ハイアムズとだけ、相性がピッタリだったってことか!!??

この謎を解く鍵は、

撮影を、ハイアムズが兼任してたってこと。

おそらくハイアムズは、この編集マンの要望どおりのショットを押さえて、素材を完璧に提供、その素材を最大限生かし切った、ケンパーのホンモノの実力!才能!が開花!!

それゆえの奇跡といえたんではないでしょうか!!!

それと、忘れてはならないのは、音楽のジョン・デブニー!!

興奮度を確実に高めてくれる骨太の音楽の数々で、サントラファンをうならしてくれました!!

まとめると、

「サドン・デス」!

「レリック」!

「エンド・オブ・デイズ」!

の3本は、

監督撮影・ピーター・ハイアムズ!

編集・スティーヴン・ケンパー!

音楽・ジョン・デブニー!

の3人がいたからこそ、最高に面白くなったといえます!!

間違いないです!!

そして、

彼らを指揮したピーター・ハイアムズこそが、真の貢献者といえ、単なる職人監督ではなかったってことへの証明となります!!

いやああ、ついに、私の中で実証されました!!!!(笑) ← 気づくの遅すぎ・・・。(笑)

今日ここで、

私のベスト監督のなかに、ピーター・ハイアムズの名前を入れたいと思います!!

 

うれしいことに、まだお楽しみは続き、

自分がまだ見てない「タイム・コップ」(1994)も編集がスティーヴン・ケンパーなんで、

これも絶対、面白いハズ!!! ← 音楽は、マーク・アイシャム。

いやああ、楽しみだなあああああ。(笑)

超期待!!!