ドラゴン・タトゥーの女

2011年公開!

デヴィッド・フィンチャー監督のサスペンススリラー!

WOWOW放送版で、初鑑賞!!

自分、フィンチャー作品は、劇場で「パニック・ルーム」(2002)を見て以来、関心がなくなり、劇場鑑賞は見送り状態。 

ようやく次に劇場で見たのが「ゴーン・ガール」(2014)!!

これは久々のスリラー回帰で、期待したんだけど・・・・・・、・・・・イマイチだったなああああ。(笑) 

でも、先日、大傑作「ゲーム」を久しぶりに見て、フィンチャー熱が再燃!!

ようやく、見てこなかった作品を見る意欲が湧いてきて、重い腰を上げたしだい。(笑)

さて、見ました!

「ドラゴン・タトゥーの女」!!!

なるほどねえええええ。(笑)

私が好きなジャンルの映画だったけど、なぜか当時劇場へは見に行かず。??  

忙しかったか、158分もあるんで、なかなか時間が合わなかったか!?(笑)

自分――、長い作品は、敬遠する傾向にあるんだよねえええ。(笑)

長くて傑作な作品はいっぱいあるけど、人には、オススメしてない。(笑)

黒澤明監督の「七人の侍」(1954)は、大傑作だけど、3時間30分!!!もあるんで、さすがに気軽に、見てみなよ!っとはいえない。(笑)

 

・・・・・・・フィンチャー、やっぱうまいですね。

長尺だけど、脚本の妙もあり、テキパキと話が進んでいき、飽きさせないし、見る側の感性が刺激されるカットが満載で、最初から最後まで興味深く見れました!!

人間ドラマとしても良く出来ていて、主人公に感情移入もでき、いろいろ考えさせられ、作品的にも見応えがあり、素晴らしかったです。

全体的に冷たく硬質なタッチも、GOOD!

うまいぐあいに抑制がきいてる演出というのかな。 ← これは、言葉ではうまく説明できない。 見ればわかるというやつ。(笑)

これこそが、フィンチャー作品の魅力なんでしょうね。

もし、同じ脚本で、スピルバーグ監督が撮っていたら、映像テクニックばかりが目立つ、エンタメ作品になってしまい、作品の持つムードが台無しになっていたと思います。 

この映画の監督に、フィンチャーを選んだのは、大正解ってところ。

 

だいぶ前から見てたチラシビジュアルの印象が強かったんで、007ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが主演かなあああって思いこんでいたんだけど、実際は、まさに、ドラゴン・タトゥーの女が主役!!

ダニエルは、出ずっぱりにもかかわらず、完全に脇役ですね。(笑)  役柄もちょっと冴えない。(笑)  ヒロインに喰われっぱなし!!(笑)

ビジュアルを変えたほうがいいなああ。(笑)

 

この映画は、リメーク版なので、オリジナルをぜひ見たいと思いました!!

なんと! オリジナル版も長くて(笑)、3時間!!

体調整えて、見たいと思います!!(笑)

 

注目は、

聴いたことのある既成曲が散りばめられていたこと。

意図は不明ですが?(笑)、

リドリー・スコット監督の「レジェンド 光と闇の伝説」のアメリカ公開版で使われたブライアン・フェリーの曲が流れてきたときは、

うぉおおおおおって感じで、ちょっと興奮!(笑) ← ここでは、女性が歌うカバーバージョン?