ザ・インターネット
1996年公開のサスペンススリラー!!
先日「ゲーム」を見たら、こっちもなぜか見たくなり(笑)、昔録ったWOWOW放送版で、初鑑賞!!
当時話題になってたけど、劇場へは見に行ってない。
プライベートで、忙しく、映画どころではなかった時期だから。(笑)
「スピード」(1994)で、ブレイクしたサンドラ・ブロック主演。
見始めて、オヤっと思ったのは、監督がアーウィン・ウインクラーっていう点。
どっかで聴いた名前だなああと思って、後で調べたら、そうそう「ロッキー」(1976)のプロデューサー!! その後のシリーズも手掛けている。
実は、直感的にこの名前を見たとき、古い人なんじゃあないかと思いました!
(笑)
絶対、若くない人だと!!(笑) ← 実際このとき64歳前後だった!!
インターネットという当時最先端のものを題材にした映画を、年取った監督がはたして撮れるのか?
不安のスタート!!(笑)
結果的には、私の直感は、ピッタリ当たりました!!(笑)
フレッシュな女優を使ったアクションスリラーなのに、
作りは、非常にオーソドックス!!(笑)
ぜんぜん、ハジけない!!(笑)
脚本も、定番の展開。 60年代の映画に良くある書き方ですね。(笑)
起承転結がハッキリしすぎていて、うまく出来すぎているやつ。
ここで、私、「ジョーズ」(1975)を思い出しましたよ!(笑)
若い監督のスピルバーグは、原作に忠実な昼メロドラマを入れてる最初の脚本が気に入らなくて、アレコレカットしてスッキリさせ、鮫と男たちの戦いをメインにしたアクション重視の冒険活劇とし、まったく無駄のないサスペンススリラーに変貌させましたからねえええ!! ← 改変しなかったら、どうなっていたことやら!(笑)
この「ザ・インターネット」も、若い監督に撮らせれば、相当面白くなったと思います!!
見ながら、ウンザリですよ。(笑)
サンドラ・ブロックの仕事中毒の心情、孤独感、恋、認知症の母親との関係などなどのドラマ部分を入れ込み過ぎて、話が停滞。 上映時間114分! 長い!!!(笑)
そんな余計なものカットして、100分くらいで見せてくれたら、満点だったのに!!!
やっぱ、監督は若くなきゃあ、ダメですね!!
監督の選択ミス映画!!(笑)
ベテラン監督は、もっと違う題材を撮ってほしい!!
残念作!!!