史上最大の作戦

 

1962年公開! ノルマンディー上陸作戦を描く戦争映画の超大作!

名作名作といわれていたのにもかかわらず、今まで、TV放送とかでは、なんとなく見たことあったかなああー?っていう程度で、正直まともに見てこなかったんで、いつか見よう見ようと思っていたら、こんなに年月がたってしまいました。(笑) 3時間もあるし、モノクロだし、古い映画なので、なかなか見る時間を作れなかった、見る意欲が湧いてこなかったっていうのが、その最大の理由。

ついに今宵、WOWOW放送版で、鑑賞決行!

初のハイビジョン、シネスコ、5.1chで!!

「トラ・トラ・トラ!」や「パットン大戦車軍団」(両作とも、音楽はジェリー・ゴールドスミス!!)には、あったインターミッションが、この映画にはなかったんで、ちょっとオドロキ!! 3時間ぶっ通し!!(笑)

 

映画音楽も昔から有名で、ミッチ・ミラー楽団が演奏する史上最大の作戦マーチは、映画を見ていなくても、誰もが知っているほど、聴きなれた、聴き疲れした?(笑)、ポピュラーなもの。

← マーチのみ、ポール・アンカ作曲。← 出演もしてます。

全体のスコアは、モーリス・ジャールが担当。

 

さてさて、ついに本物を見たんですが、もう、興奮の連続です!!

いやああーー、これはスゴイ!! スゴすぎる!!

戦闘スペクタクルシーンが大迫力!!

同じ上陸作戦を描いたスピルバーグの「プライベート・ライアン」より、こっちのほうが、段違いに迫力あると思いました!!!

なにしろ引いた絵が多く、空撮もあり、ものすごい数の兵隊が動いてるところなんか、すべてが本物なんで、圧倒的な臨場感を感じました!!!

クリストファー・ノーランの「ダンケルク」も、この映画と比較しちゃうと、まったく勝ち目なしですね。

そして、音楽効果も最高!!!

ジャジャジャジャーーーーンって、ベートーベンの運命がいきなりカッコよく流れてくるし、ジャールのリズム感あるサウンドが興奮を高めてくれるし、アンカのマーチがいろんな場面で少しずつ流れてくるしと聴きどころ満載!!

そのマーチは、エンドタイトルで、全開!! 合唱付き!!

うれしくなってしまいました!!

これ、大傑作ですよ!!

素晴らしい!!

こんな傑作を今頃見て感心してるなんて!!(笑)

まだまだ、映画のこと知らないなあああ、自分は・・・。反省反省。(笑)

 

見る前は、戦闘シーンをカッコよく見せる、ハリウッドらしい好戦映画とばっかり思っていたんだけど、けっこう悲惨な面もじっくりと描いており、実は、反戦映画だったんだと理解。

持っていたDVD版にある特典映像でも、プロデューサーのダリル・F・ザナックが、反戦映画だと言ってました。

 

私にとっての注目は、トム・トライオンが出演していること。

ジェリー・ゴールドスミスが音楽で、自分も大好きなオカルト映画「悪を呼ぶ少年」(1972)の原作者なんですよ!! そのときの名は、トマス・トライオン。

映画も小説も夢中になって、見て!読んだ!ものです!

次に書いた「悪魔の収穫祭」も面白かった!(TVムービーにもなった。)