<ジョルジュ・ドルリュー作品 雑記>
恋のエチュード
1972年公開!!
脚本監督・フランソワ・トリュフォー。
音楽・ジョルジュ・ドルリュー!!
(ちなみにドルリュー、セリフのある役でちょこと出演してます! 素人っぽい不自然さがなくハマってました!(笑))
初見は、1987年のリバイバル公開時!!
なんといってもドルリューの素晴らしい音楽をサントラレコードで先に聴いていたもんで、まだ見れぬ本編を今か今かと待ちこがれていたんですよ!!
ビデオも出てなかったし!
リバイバルは、まさに待望だったわけで、鑑賞できるビッグチャンス!!
(このリバイバルは日本では初めての完全版132分での公開。
日本初公開時は106分の短縮版だったらしい。)
印象に残ってるのは、
劇場で、次の回をロビーで待つ間、場内の音が漏れ聴こえてきたこと。
聴きこんできた、あのメロディーがかすかに聴こえてくる!!
それだけで、大感激ですよ!!(笑)
エンドタイトルが始まると、退場する人たちがドアを開け閉めするので、より大きく聴こえてきて、もう、それだけで胸がキュンとなりましたねえええ。(笑)
映画館特有の響きも、その感動に拍車をかけてました!!
ドルリューサウンド恐るべし!!
さて、待望の初鑑賞!!
ひとりの男性と二人の姉妹との長期に渡る恋物語。
悲恋物。
ラストの男性のつぶやきが、いいんだよなあああ。
感涙もの!!
見た当時、人生経験がまだまだの私は、恋愛の深い部分までは、理解できなかったのにもかかわらず、ドルリューの音楽のおかけで、いやがうえにも感動させられました!!
ドルリューの音楽がなかったら、ここまで、感動しただろうかと思うほど、内容にもマッチ、映像にもマッチ!! 劇的効果満点!!
いやあああ、素晴らしかったですねえええ・・・・。
その後、ビデオで1回見たっきり。
最近、トリュフォー作品を見始めていたこともあり、また見てみるかと、レンタルDVDで、今回久しぶりに鑑賞!!!
偶然にも、劇場でも一連のトリュフォー映画をイベント公開してることがわかり・・・<生誕90周年上映フランソワ・トリュフォーの冒険>、そっちのほうで、見ようかとも思ったんだけど、都心まで出ていくのは億劫で(笑)、うちの近くの映画館で、近日公開予定になってることを知り、劇場は、その機会まで待つことにして、とりあえず、昔から出てたDVD版で見ました。
きっと、今回の劇場版をもとにした、新しいマスターによるブルーレイが出るはずなんで、それはそれで、買おうかと。
素晴らしい、ジョルジュ・ドルリューの「恋のエチュード」のサントラ。
自分、レコードを持ってますが、再発版。
普通の値段(3000円前後)で買ったんですが、
当時、このレコードのオリジナル版の中古レコードが、10万くらいで、売っていたのに、オドロいたことがあります!!(笑)
再発版が売られていたのにも関わらずですよ!!
オリジナル版の価値って、すごいんだなあああとその時、初めて、思いましたねえええ。(笑)
再発版は、価値がないのか???(笑)
同じ内容なのに!!!(笑)
オリジナル版のほうが、音質がいいっていわれるので、その関係なのか!?
世の中、不思議なことがいっぱい!!(笑)
ちなみに、同内容のCDも持ってますが、これも普通の値段(3000円前後)で買えました。(笑)
今、売ると、どれぐらいの価値なんだろう????(笑)