<ジョルジュ・ドルリュー作品 雑記>

 

プラトーン

1987年公開!

脚本監督・オリバー・ストーン

音楽・ジョルジュ・ドルリュー!!

アカデミー作品、監督、録音、編集賞受賞!

初見は、劇場で見てるんだけど、劇場で見た記憶がない!(笑)

そのときの空気感も思い出せない!(笑)

つまりは、あんまり面白くなかったんじゃあないかな?(笑)

記録を見ると、1987年11月17日(火)渋谷パンテオンで鑑賞してる。

(初日が、11月14日(土))

不思議なことに、ネットで見ると、なぜか劇場公開日が、1987年4月29日(水)からになってる。??? いったいどういうこと??

これ、訂正が必要なんじゃあないでしょうか!!(笑)

 

その後、ビデオで1回くらいは見たかも?

 

今回、超久しぶりに、WOWOW放送版で、鑑賞!

当時から、あんまり印象がないのは、なぜだったのか、検証するためにも!(笑)

ベトナム戦争映画で、何度も見てきてるのは、フランシス・コッポラの「地獄の黙示録」(1979)とかスタンリー・キューブリックの「フルメタル・ジャケット」(1987)ぐらい。(笑) この2本は、なぜか何回見ても飽きない!?(笑)

 

で、「プラトーン」見ました!!

映像がきれいなのには、オドロキましたねえええ!!

ジャングルの緑が美しい!!

劇場で、こんなこと感じなかったんで、ハイビジョン映像恐るべし!!

 

なるほど、なるほど・・・。

なんかわかりました。

なぜ、印象に薄いのかを。

 

●全体的にこじんまりとしている。← 予算の関係?

●なんか見てて展開がぎこちない。← オリバー・ストーンは、まだ新人の時期? まだ未熟?

●セリフが説教くさい。 ← 教育映画を見せられてるような感じ。

●戦場体験をしたオリバー・ストーンなんで、リアルさを追求しているのにもかかわらず、なぜかリアルさをあまり感じない?

かといって、映画的でもない?

●せっかくジョルジュ・ドルリューを起用したのだから、既成曲のバーバの弦楽のためのアダージョに頼らなくても良かったんじゃあないか?

これだと、あまりにも、甘すぎる音楽のような気がして、自分は、あまりノレなかった。

ドルリューのオリジナル曲は、残念ながら控えめ。

 

うーーん、・・・・むずかしいねええ。

戦場シーンの迫力、映画的興奮、劇的効果は、「地獄の黙示録」「フルメタル・ジャケット」のほうが上だと思う。

極端に言えば、「プラトーン」は、舞台劇を見てるような感じ。

 

そういうことで、ここで、結論!!

「プラトーン」の印象がイマイチ薄い一番の要因は、

オリバー・ストーンにまだ未熟さがあったためだった!!