<ロッキーシリーズ 雑記>

 

ロッキー・ザ・ファイナル

2007年公開!

WOWOW放送版で、初鑑賞!!

前作「ロッキー5 最後のドラマ」(1990)が、凡作だったためか?(笑)、しばらく製作されなかった?、シリーズ第6弾!

その間も、スタローンは、コンスタントに作品に主演!

いやはや、すごいスターですよ?

自分、2007年時点で見てたのは、

劇場で、「ランボー」(1982)、「ランボー怒りの脱出」(1985)、「ランボー3怒りのアフガン」(1988)、「クリフハンガー」(1993)、「デイライト」(1996)!、ビデオで「コブラ」(1986)!のみっていう状況。

スタローン目当てで、見たわけではなく(笑)、ランボーシリーズは、音楽がジェリー・ゴールドスミスだったから。「クリフハンガー」は、予告編を劇場で見て、山岳アクションの迫力に興奮したから。「デイライト」は、出張先で、時間つぶしのためにたまたま見たもの。(笑)

「コブラ」は、レンタルビデオで、なんかすごそうなアクションものだなと直感したからって、感じです!(笑)

アクションものばっか。

やっぱ、どーしても、自分、ドラマものは、敬遠する!(笑)

SFアクションの「デモリションマン」(1993)、「ジャッジ・ドレッド(1995)は、知ってたけど、つまらなそうだったので、見てない。(笑)

 

さて、今回のロッキー、いきなり妻が死んだことになってる!!

えええーーー、こんなことでいいんかい!!って感じ。

重要な人物の死を、こんな簡単に扱っていいものかと。

せめて、息を引き取る瞬間を描いてから、話を進めればいいのに!!

ただ、お兄さんは健在だったので、まだ許せる。

2人とも急にいなくなってたら、話自体が成り立たないからね。

瞬間的に思い出したのは、

「ジョーズ4」「エイリアン3」「ハロウィン4」!

「ジョーズ4」は、1作目、2作目の主演の署長が、すでに死んだことになってたし、「エイリアン3」も、2で活躍した少女が死んでたし、「ハロウィン4」も1作目、2作目のヒロイン、ジェイミー・リー・カーティスが死んでた設定。

それらのオドロキと同じ。

ファンとしては、大不満。

← しかしながら、ハロウィンシリーズは、その後、ジェイミーは、死んでない設定に改変され、なんでもありのトンデモ映画に、変貌・・・。(笑)

 

<閑話休題>

 

「ロッキー・ザ・ファイナル」の注目ポイント

・ビル・コンティの名曲「ロッキーのテーマ」が流れるトレーニングシーンが復活!! 新演奏で、より感激する効果になってます!

・クライマックスの試合シーンにあの超有名なプロボクサーが出てきます!

・クライマックスの試合シーンが、本物のボクシングのTV中継と同じカメラアングル、編集で展開! まるで、TVで試合を見てるような錯覚に陥ります。

映画では、新しい見せ方です!!

ただ、その分、映画的な興奮がまったくなくなってるので、ウンザリ・・・。

これ、ダメなんじゃあないのと。

カメラが、リング内に入ってないので、臨場感がまったく感じられないし、どうしても客観的にしか、見れない。

このまま、最後まで、この見せ方でいったら、この映画最大の失敗だと思っていたら・・・・、さすが、スタローン、わかっていたのか、途中から、映画的な撮影、編集に戻してますっ!!

やっぱり、この見せ方ですよ!!

TVの中継手法じゃあダメなんですよ!!

映画なんだから!!

TVと違うんだから!!

で、再び、迫力のボクシングシーンに変わり、

いつもの、ビル・コンティの音楽が高鳴り、

劇的効果満点! 大興奮!!

ついに試合終了!!

結果発表!!

大歓声の中の大団円!!!

いやああ、素晴らしい!! 素晴らしすぎる!!

拍手喝采もの!!

異様に興奮できましたねえええ。

それもそのはず、

本当の試合が行われる会場でのロケだったらしいので、

作り物ではできない本物の迫力がみなぎっていたのは、当然なんです!!

(観客も、エキストラではなく、本物の試合を見に来た本物の客。)

 

シリーズ最終作にふさわしい出来だったと思います!!!

 

また、妻なきあとの今後のロッキーの人生に光明を見出す、繊細なエピソードも盛り込まれており、脚本家スタローンは、さすが抜け目ない。感心、感心。(笑)

人間ドラマをよくわかってる。

 

●さて、これで、「ロッキー」シリーズ全制覇です!

 順位をつけると、

1.       ロッキー

2.       ロッキー2

3.       ロッキー3

4.       ロッキー・ザ・ファイナル

5.       ロッキー4 炎の友情

6.       ロッキー5 最後のドラマ

 

人間ドラマが濃すぎるシリーズで、とっつきにくい部分もあるので、

単純に映画的な面白さを望むんだったら、

「ロッキー3」と「ロッキー4 炎の友情」をオススメ。

 

●ビル・コンティの音楽が奇跡的な素晴らしさ。

 この音楽がなかったら、ここまで、成功してなかったかも?

 どれ見ても、展開がほぼ同じで、コンティの音楽も、同じ曲が使われていて、

 流れてくるたんびに、大感激、大興奮!!

 名曲の証明だし、音楽が持つ力を実証しているいいサンプルだと思います!

 こういう興奮が、今の映画音楽には、まるでない!!!

 もっと、昔の映画を見て、勉強してほしいなあああ。

 

 また、

 「3」と「4」だけ、歌の曲が全面的にフィーチャーされていて、PV感覚で見れる特徴あり。   まあ、これはこれでいい効果。

 「ロッキー」のフラッシュダンス版か。(笑)