<ウィリアム・フリードキン監督作品 雑記>
エクソシスト ディレクターズ・カット
2000年公開!
あの1974年公開のオカルト映画「エクソシスト」のリニューアル版!
オリジナルは、劇場、TV放送、ビデオ、DVDと何度も見てきていたのに、このディレクターズ・カットを見るのは、なんと今回が初めて!!(笑)
ちょっとワクワクしましたねえええ。(笑)
なんせ、「エクソシスト」の映像に触れるのも、超久しぶりなんで・・・・・。
・・・・おそらく20年ぶりかも!?(笑)
ブルーレイで、待望の初鑑賞です!!
2000年の公開時から話題になっていたのは、スパイダー・ウォークの初披露!
当時、撮影はされたけど、不採用になっていたもの。
少女が、エビ反り状態のまま、階段から降りてくる!!
気色悪さ満点!!
ただ、1998年のTVドキュメンタリーで先行して紹介されたカットは、エビ反りから普通の状態に戻り、ヘビのような舌をチョロチョロ出して、母親に襲い掛かるもの。
その後のディレクターズ・カットの製作過程で、最終決定されたのは、単にエビ反りのまんま降りてきて、口から血を吐くカットだけ!!
ちょっと拍子抜け。
他、ドキュメンタリーにはあったのに、本編にはない未公開カットがあるんで、モヤモヤ感はあり。
やっぱ、オリジナルが一番かな?
改変は良くないね。
もう一度、オリジナルを見てみようっと!!
しっかし、今見ても、実にスゴイ映画だと思います!
全編、キラーカット!
吐き気を催す特殊メイクの気持ち悪さは神業的!!
編集、音響、音楽効果、完璧!!
これ以上ピッタリあった音楽は考えられないほどの、マイク・オールドフィールドの「チューブラ・ベルズ」!! 既成曲なんで、オドロキ!!
ラロ・シフリンのオリジナル曲を没にして、使ってますからね!!
これを選曲したウィリアム・フリードキン監督の感性は、スタンリー・キューブリック並みか!?(笑)
次の「恐怖の報酬」(1977)で、つまずいちゃうけど・・・・。(笑)