<M・ナイト・シャマラン映画 総括>

 

●M・ナイト・シャマラン監督作品ベスト&ワースト

ベスト    1. ハプニング(2008)

         2.ヴィジット(2015)

         3.シックス・センス(1999)

         4. オールド(2021)

         5.ヴィレッジ(2004)

 

×ワースト  1.ミスター・ガラス(2019)

         2.スプリット(2016)

         3.アンブレイカブル(2000)

         4.レディ・イン・ザ・ウォーター(2006)

         5.サイン(2002)

 

●特徴 

・演出が超A級。

   キューブリックが監督してるんじゃあないかと思うときがある?(笑)

   ヒッチコック風なカメラワークもあり。

   ただ、サスペンス演出はヘタクソ。

・脚本が、良く出来ている。

   毎回、構成がいっしょなんで、シャマランなりのマニュアルがあり、             それに沿って、脚本を書いてる節がある。

   ただ、オチがZ級。(笑)

・耳に残る音楽がまったくない。

   音響重視で、音楽を重視してない?

   いい作曲家に恵まれなかったことが大きい?

・自作に出演していることが多々あり。セリフもある。

・恐怖映画の監督と思われているフシがあるが、これは間違い。

   あくまでも、ドラマ重視の監督である。

・いろんな問題を抱えた人、いろんな病気の人が登場する。

・椅子から飛び上がるようなビックリする恐怖場面が必ずある!(笑)

・家族愛とか、愛によって救われる話が多い。

 

自分が、一連のシャマラン作品を連続して見てきて感じたことは、映画の脚本は、こう書かなければいけないんだよ!と教えられたような気がしたこと。

どんな話も、シャマラン脚本の構成をマネすれば、それなりにいいものになるってことがわかりました!! 確信しました!!

闇雲に書くと絶対失敗します!!

シャマラン方式さえ守れば、絶対、水準以上になります!!

 

脚本家の人たち、シャマラン映画見てるのかなあああ・・・・。(笑)

 

ただ、脚本が良くても、映画が傑作になるとは限らない!!

悪い例もいっぱいありますからねええええ。

一番わかりやすいのは、「エイリアン3」と、「エイリアン4」!!

脚本を読んだわけじゃあないけど、この映画のストーリーラインは、すごくいいと思う。主演のシガニー・ウィーバーを納得させられるいい話になっていたと思う。

・・・・でも、映画は、皆さんご存知のように、大凡作。(笑)

見ながら、あああ、いい話なのに、これじゃあダメだな!!と、何度思ったことか!!!

演出が、ぜんぜんダメなんですよ!!(笑)

恐怖映画とは何か!、どうすれば観客を驚かせることができるか!ということがぜんぜんわかってない!!

脚本がいくら良くても、監督が悪けりゃ、すべて台無しってことです!!(笑)

映画のむずかしさ、ここにあり!

 

あと、音楽が悪けりゃあ、これもすべて台無しになるケースが多々あり。

後世に残る名作になるには、名曲は、必須。

耳に残らなきゃあ、あとあとまで、生き残っていけません!!

 

エンニオ・モリコーネの作品なんて、映画は、超凡作が多いのに(笑)、モリコーネの音楽がいいために、今でも、何かと注目されてる運のいい映画が多々あり!!

でも、クズ映画の為、フィルムの素材が見つからなくて、ソフト化されてないもの多し。(笑)