M.ナイト・シャマラン監督作品雑記

 

ヴィレッジ

2004年公開!!

あの、M・ナイト・シャマラン脚本監督作品!!

先日、最新作の「オールド」を見て、眠っていたシャマラン熱が復活!!(笑)

初期作品を見ていこうかと!!

で、「サイン」「アンブレイカブル」「シックス・センス」「ハプニング」「エアベンダー」「アフター・アース」に続いて第7弾に選んだのが、この「ヴィレッジ」!!

WOWOW放送版で、鑑賞!!

当時劇場で見ました!

宣伝が超煽りまくっていたんで(笑)、「アンブレイカブル」「サイン」で、ガックリきていたんだけど(笑)今度は、さすがに大丈夫だろうと思って見に行きました!!

結果は、まあ、いいか・・・(笑)、前よりマシか!!(笑)

でも、今回こそ、すごいオチに期待したんだけど・・・、・・・意外にアッサリしたもので、・・・悪くないけど、衝撃までにはいかなかったなあああ。

ジワジワくるだけ。

たぶん、見る側は、自分含めて「サイコ」とか「キャリー」みたいなオチを期待してるんだろうと思う。

わああおおおーーーーー、ビックリしたああああああって!!(笑)

ギリギリ「シックス・センス」並みの衝撃が欲しいわけ!!

これだと、「アンブレイカブル」と「サイン」もそうだったけど、映画というより、小説で読むオチの感じに近い。(笑)

でも、不気味な場面満載、ちょっと驚く(笑)場面満載で、ほどほどに楽しめましたけどね。

パンフレットも買ったし。(笑)

 

ここらで、ちょっとまとめると、

シャマラン監督を、ジョン・カーペンター、ダリオ・アルジェントとかヒッチコック、デ・パルマみたいに、恐怖映画を撮る監督として捉えるのは、やはり間違っているんですね。

なにしろ、演出力は、超A級!! キューブリックが撮ってるんじゃあないかと錯覚するくらい、いい!!(← 褒めすぎか・・・(笑))

脚本もいいし、映画的に良く出来ている!! ソコソコびっくりする恐怖も味わえる!!

でも、オチが、Z級!!(笑)

このZ級のオチを、自信を持って見せる監督!!(笑)

それがシャマラン(笑)

明らかに、恐怖映画の監督ではない。

だから、質の高い映画を求めている人たちには受ける。

そんなシャマランマジック?にハマッた人と恐怖映画好きな人が見に来るので、大ヒットする。

恐怖映画好きからは、どうなんだろうと思われるけど、大ヒットする、運のいい男?(笑)

普通は、こうはいかない。(笑)

不思議な力を持ってる?、特異な監督としか思えません!!??(笑)

 

カーペンターが好きな人は、恐怖映画として見るけど、カーペンター映画としても見る。

アルジェント、ヒッチコック、デ・パルマも同様。                          でも、キューブリックが好きな人は、キューブリック映画として見る。

だから、

シャマラン映画は、シャマラン映画として見ないといけない。

恐怖映画として見てはいけない。

恐怖映画として見ると、イマイチ(笑)、

シャマラン映画として見ると傑作!(笑)

世の中には、恐怖映画好きがいっぱいいるんで、こういうシャマランの手法には、いつもコマってしまうってことですね!?

これが、真実。(笑)

 

今回は、劇場で見て以来の鑑賞!!

実に18年ぶりの再見!!

ラストで明かされる衝撃の?(笑)秘密がわかったうえでの鑑賞なので、その秘密の伏線をじっくり確認していく意味でも、有意義な鑑賞でした。

でも、別の弊害があって(笑)、秘密を知ってるがゆえに、逆にツッコミどころがいっぱい出てきて、おいおい、これ、ほんとに話として、成立するのかよ!?って、思ってしまいましたねええええ。(笑)

予備知識ない人だけが、素直に受け入れられる映画になってます!!??(笑)

 

私が思ったのは、この不可思議な村の人たちの秘密を、外部から探りに来た人たちが、次々と、何者かによって殺されていく展開が、最初にあったほうが、まだ納得できたと思う。

いったい、この村は、何なんだと!

観客が興味津々になるわけですよ。

そして、その何者かが、ラスト誰だったかわかるっていう構図。

もちろん、その何者かは、・・・シャマラン自身が演じるんです!!(笑)

ちゃんと、顔を出して!! そして、観客に向かって、ニヤッって笑う!(笑)                                      これこそ、衝撃のオチになりますよ!!!(笑)

 

本来、30分でまとめられる、ミステリー・ゾーンっぽい話だけどね・・・・!!??(笑)