M.ナイト・シャマラン監督作品雑記

 

アンブレイカブル

2001年公開!!

「シックス・センス」(1999)のM・ナイト・シャマラン脚本監督作品!!

先日、最新作の「オールド」を見て、眠っていたシャマラン熱が復活!!(笑)

もう一度、初期の作品を再見していこうかと。

で、「サイン」に続いて第2弾に選んだのが、この「アンブレイカブル」!!

WOWOW放送版で、鑑賞!!

当時劇場で見ました!! 

超話題になった「シックス・センス」(1999)を、1年前にレンタルVHSで見ていたんで、この最新作も、期待しないわけにはいかない!!と、ワクワクドキドキしながら、見に行ったんですが・・・・。

・・・・・ 

うおおおおおおお!!!(笑)

こりゃああ、ダメだああああああ!!

何やってるんだあ、シャマラン!!??(笑)

 

さて、ここで、「アンブレイカブル」の、当時劇場で見たときの感想を載せておきます。

初鑑賞時の新鮮な感想なので、今読むと、なかなか興味深い!!(笑)

 

以下 稚拙な文ですが、そのまんま記載。(オリジナルは、ウインドウズ’95のワード文書) (注)日本公開は、2001年です。

 

アンブレイカブル UNBREAKABLE 

製作・脚本・監督 / M・ナイト・シャマラン

  音楽・ジェームズ・ニュートン・ハワード

2000年・米 107分       渋谷パンテオン

★「シックス・センス」で、なかなかの才能を見せつけてくれたシャマラン監督だけに、期待は大きかった。仕事をはやくきりあげての久々の映画鑑賞である。 しかし、しかし、ちょっとガックリだ。ストーリー展開は、良いと思う。なるほど、良く構成された脚本である。感心させてくれる。伏線もあるが、観客には、わざと伏線と思わせておいて、実はなんでもなかったような、意図的にだますやり方をしているところなんざ、芸が細かい。この練り方は、相当時間をかけないとできないはずだが、わりあい、短期間で軽く仕上げてしまったような印象を受けてしまうところがこの監督のすごいところだと思う。ところが、「シックス・センス」のような強烈なオドカシがないのだ。A級かB級かスレスレなサスペンス展開でありながら、ちょっと暗くて重過ぎる(?)人間ドラマのほうに比重をおいてしまったような、変な違和感がある。音響を利用した、ショック演出もないに等しい。それはそれでいいのだが、ラストで明かされる秘密(?)が、残念ながらC級で、これにより、ぜんぜん恐くなかったサスペンス映画になってしまうのだ!いってみれば、「シックス・センス」の監督だからこそ、我々は何かあるはずだと、少々退屈なドラマに最後までつきあってきたのだ。それが、あの結末では・・・。(笑)

ブルース・ウィリスというスターが出ていたおかげで、なんとか体裁を保てたが、これが無名な人を使ったら、まったく注目されない映画になってしまっただろうと思う。そして特にこの映画は、事前に「シックス・センス」を見ている事が重要である。先にこの「アンブレイカブル」だったとしたら、観客は退屈で退屈で仕方ないはずだ。我々は、「シックス・センス」のこの監督だからこそ、たとえ失敗作でも許せてしまうのだ。(笑)

音楽効果が非常に良く、サントラCDを買うつもり。(レンタルしようと思っているのだが・・(笑)

 

・・・

なるほどねえええ・・・。

当時、渋谷パンテオンという大劇場で見たんだけど、ラストのオチで、大失望して、もしかしたら、エンドクレジットの途中で、席を立ったかもしれない。(笑)

いつもなら買うパンフレットも買ってないし。(笑)

相当、頭にキてたと思う。

しかしながら、今回見直して、それほど、駄作ではなかったことを確認。

やっぱり、良く出来てますよ!!(笑)

脚本がうまいし、演出力のスゴサも再確認。

音楽もいい。

特に、後半、駅構内で、ブルース・ウィリスの能力が覚醒するシークエンスは、劇的効果満点で、超A級に素晴らしい!! 大興奮!!

この場面があるだけで、この映画、傑作!!(笑)

で、当時も絶賛した音楽なんですが、結局、今の今まで、サントラCDを買ってなくて、あわててさっき、注文しました!!(笑) 

おそらくレンタルされるのを待ってて、いつのまにか忘れてしまったパターンですね。(笑)

 

ちなみに、サミュエル・L・ジャクソンが、自分のことを ミスター・ガラス! と言うところ、自分、妙に感激しました!! 涙が出そうでした!!

なんたって、2019年に「ミスター・ガラス」に再会できたんですから!!!

「アンブレイカブル」の続編が、「スプリット」(2016)、最終作が「ミスター・ガラス」(2019)!!

また再見してみようっと。(笑)

 

サントラCD届いたんで、さっそく聴いてみましたが・・・・・。

うーーーん。

映画で聴いたほうが100倍いい。(笑)

本編で聴くと感じる音圧がまったくなく、CDの冷めた音質のせいもあるけど、腑抜けた音。迫力がない!!

ぜんぜん感激しなかったし、曲構成も悪い。

この作曲家、テクニックはいいけど、アルバム向きではないな。

もっと聴きたい人が興奮できるように製作してほしい。

聴きとおすのが辛いほど、インパクトなし。

ジェリー・ゴールドスミスとかエンニオ・モリコーネのアルバムは、アルバムとして聴いても、映画と違った感激を味わえるのに!!!

 

自分が何者かを発見するヒーロー映画!!