<怒涛の恐怖映画雑記(笑)>

 

燃える昆虫軍団

1976年公開! ウィリアム・フリードキン監督の2007年作品「BUG バグ」と同じ原題を持つ恐怖映画!!

昔、TV放映で日本語吹き替え版を、1回見たっきり。 面白かった印象があり、もう1回まともに見たいなあと思っていたのに、レンタルはしてないし、DVDは、一時期値段が高かったので、手が出せず。

WOWOW放送版を録ったのはあるけど、VHSの3倍モードで録ったので、見る気が起きず、放置。(笑)

で、最近、久しぶりに、検索してみたら、信じられないくらい? DVDの値段が下がっていたので、速攻買っちゃいました!!(笑)

待望の鑑賞!!

いやああ、気持ち悪かったです!!

大地震が起きて、震源地の街の地中から、ゴキブリのような三葉虫のような、不思議な昆虫がゾロゾロ出てくる、

やっかいなことに、こいつが、発火するんですよ! 周りの者に火をつけて、その灰を食料にしてる。

猫が焼かれ、人間も焼かれ、車も家も畑も焼かれる!!

モンスター級な昆虫。 燃える昆虫軍団!!(笑)

普通だったら、この昆虫と主人公との壮烈な戦いがクライマックスだと思うじゃあないですか。 でも、この映画は、ひと味違う!!

製作と脚本が、あのウィリアム・キャッスルだったんで、見る前から、少し構えてたんですが(笑)、案の定、やってくれました! この感覚は、普通じゃあない!!(笑)
キャッスルらしい、感覚?? ← まともに彼の作品は見てないけど、いろんな文献で昔っから彼のことは知っていたので。(笑) ←映画館の場内に仕掛けをしたり、ショック保険をつけたり・・・。)

結論としては、なかなか、面白く、アニマルパニック映画の中でも、高く評価していい作品に仕上がってたと思います!!

監督は、「ジョーズ2」(1978)のヤノット・シュワルツ。

発音がむずかしいのか、この時の表記は、ジュノー・シュウォーク!(笑)

音楽、チャールズ・フォックス。電子音楽を駆使して、効果抜群!!

100分の作品なんだけど、前半と後半では、ガラっと展開が変わるので、見てて、体感的に長さを感じる映画でした。 120分かと!?(笑)  この時間感覚も不思議。

見応えある、B級モンスターの怪作です!!

出てくる昆虫、機械仕掛けではなく、本物を使ってるように見えて、超絶に気持ち悪い!! こんな昆虫いるのかなあああ??? 

ゴキブリに三葉虫のようなカブトを張り付けているようにも見えるけど、そのカブトも微妙に動くので、生理的に不快感あり!!

それにゴキブリだったら、動きが早くて、コントロールできないと思うのに、これは、よく調教されているように見える?