<ウィリアム・フリードキン作品 雑記>

 

ガーディアン 森は泣いている

1990年公開!

あの、「エクソシスト」のウィリアム・フリードキン監督の久々の恐怖映画!!

超期待して、劇場まで見に行きましたよ!

期待しないほうが、おかしいのですが、副題が、安っぽいので、いやな予感はしてました!(笑)

で、案の定、ズッコケました!!

ありゃりゃりゃりゃああああって。(笑)

これ、ほんとに「エクソシスト」のフリードキン!?

C級な恐怖映画で、ぜんぜん面白くなかった、怖くなかったんです!!

その後、忘れられたかのように、時が過ぎていき、今になって、ブルーレイが発売!! うぉおおおおお!!!(笑)

レンタルされてないんで、買っちゃいました!!

ほんとに、つまんなかったのか、再検証するために!!(笑)

実に、31年ぶりの再鑑賞ですよ!!(笑)

 

そしたら、目からうろこ!(笑)

いやああ、なかなかいいじゃあないですか!!(笑)

開巻早々の、なんともいえない印象的で魅力的な字体のクレジットデザイン。

これ、「エクソシスト」のデザインと同じ!! 

見ただけで、大興奮!!(笑)

続く、冒頭からの超スピーディーな展開は、フリードキンならではと実感。

絶対、他の監督ではマネのできない、円熟した腕さばきだと思いましたねえええ。

すごいです!! さすが!! 見せ方も編集も秀逸!!

「エクソシスト」にもあった、サブリミナルカット、不穏なズーム、突然のショックなどなど、もう、素晴らしいの一言!!

恐怖場面も、意外にスプラッターしてたんだなと、劇場で見ていたのに、この有様!(笑) ほんと、当時、何を見ていたのやら・・・・。(笑)

自分の記憶だと、劇場で見たとき、夜の森のシーンは、画面が暗くて、何やってんだかわかんなかったような気がして、うんざりしてたような気も。

今回のブルーレイで、見ると、明るくて、よくわかる。

このあたりが、評価をわけたのかも??(笑)

映画館で上映される映画って、ビデオより若干、映像が暗めの傾向があるし、昔の映画を今のブルーレイとかで見ると、映像が格段にきれいになってることがあるんで、昔見て、つまんなかった映画も、今の映像で見直すと、ぜんぜん、印象が変わり、評価が変わってくるので、要注意だな。

画質が悪い映画を見ると、興ざめするからね。

つまんない映画でも、映像がきれいだと、それなりに魅せられちゃう!!(笑)

 

赤ん坊がキモの映画で、登場する場面が多いんですが、けっこう、危険なシーンでも、本物の赤ちゃんを使ってるんで、見ててハラハラドキドキですよ。 これ、大丈夫だったのかというシーンが連発!!

明らかに、人形を使ってるなああと思うシーンは1か所くらいしかなく、あとは、全部ホンモノっぽくて、すごいです。 リアルな迫力あり!!

今じゃあ、できないと思う。 危なすぎて!!

 

ブルーレイで、見て、31年ぶりに再評価しました!!

ウィリアム・フリードキンの恐怖映画の快作といえます!!

いろいろ楽しめました!!