<スピルバーグ映画雑記>
ミュンヘン
2006年公開!
スティーブン・スピルバーグ監督の実録ドラマ!
WOWOW放送版で、初鑑賞!!
これも、最初は、ぜんぜん見る気が起きず(笑)、あのスピルバーグ監督が選ぶ題材として、どうなのかなあああと。
あの「ジョーズ」「E.T.」「レイダースシリーズ」「ジュラシック・パーク」のスピルバーグですよ! なんでまた、エンタメとはほど遠い、重い作品をと、思っちゃう。
重いのは、他の監督に任せておけばいいのに!!
だから、あまり期待せずに、見始めたんだけど・・・・・・・・。
ほう、これは、なかなか・・・・・。
ミュンヘン・オリンピックで起きた悲惨なテロ事件のそのあとの顛末を描いてるんだけど、 意外や意外、演出が冴えまくりの強烈なサスペンスシーンが満載で、ヒッチコックを思わせるシーンも多々あり、映画的に魅せる!! 魅せられる!!
手に汗握る、上質のサスペンススリラーに仕上がってました!!
いやああ、スゴイです。
スピルバーグならではか!
ただ、実話なんで、展開上制約がでてくるところがマイナス。 まったくのオリジナルで勝負してたら、まれに見る、サスペンス映画の傑作になっていたはず!!
もうひとつのマイナスは、
音楽のジョン・ウィリアムズ。 ここでも、「プライベート・ライアン」同様、不調だったようで、イマイチ。
完全にネタ切れ、スランプに陥った状態だったと推測します。
やはり、天才といえども、すべての作品で、耳に残るメロディーを生み出していくのは、相当困難だということがわかりますねえええ。
もちろん、映画の中で聴いてるときはいいんですが、音楽だけ、独立して聴けないんですよね。
ジョン・ウィリアムズのベストCD集には、入れられないってことです!(笑)
ちょっと前に見た、「マイノリティ・リポート」(2002)「宇宙戦争」(2005)も同じ。
不調作がけっこう多い。
「ミュンヘン」、良かったよねええええ。 どんな音楽が流れてたの?
・・・・・・・・・・・・・・(沈黙)・・・・・・・・・・・・・・・・
そう、曲を口ずさむことができません!!(笑)
「ジュラシックパーク」、良かったよねええええ。 どんな音楽が流れてたの?
♫♫♫・・・・・・チャンチャン、チャンチャン、チャララーララララーーーーーー・・・・・・♫♫♫
これは、口ずさめます!!(笑) あと、大注目ポイントは、2006年!!の「007 カジノ・ロワイヤル」で、ジェームズ・ボンドデビューする、ダニエル・クレイグが出ていること!! 銃をかまえた姿は、まさに007!!! うぉおおおおおおおおお、かっこいいいいい!!! この時から、ボンドじゃん!!??(笑)