さらばアフリカ

 

1966年公開! あの「世界残酷物語」のグァルティエロ・ヤコペッティ監督の残酷ドキュメンタリー!!

初見は、TV放送で見たことあります。

ほとんど忘れてるけど、切り落とされた手の山とか、ヤコペッティ監督が、危険地帯での撮影中、兵士に車から降ろされ、あわや処刑か!?と思われた緊迫シーンだけは、印象に残ってました!!

完全な形では見たことなかったんで、今回、HDリマスター版のレンタルDVDで、ようやくマトモに鑑賞!!

まず、驚いたのは、シネスコサイズだったこと!!

残酷ドキュメンタリーをそもそもシネスコで撮るんかい!?という疑念が巻き起こり、もしかして、すべてヤラセの映像!!??なのかと、開巻早々から思っちゃったし、カットが変わるごとに、急激なズームバックから始まる、快調なテンポの連続に、ああああ、やっぱこれ、絶対ヤラセで撮ったもんばっかりなんだろうなああああと確信!?(笑)

痛々しい動物たちの殺戮シーンは、ホンモノですが、これも、予め、撮影することを前提に撮ってるんで、画面は安定してるし、ブレもほとんどなく、見やすい。

当初から噂には聞いていたけど、やっぱ、ヤコペッティのドキュメンタリーは、偶然撮ったものではなく、演出されてるもんですな。

初めて納得したしだい。(笑)

死体の山とか、銃殺シーンも、ほんとにあったことを、この映画では、それらを、再現しているにすぎない!!?? だって、こんなにうまく撮れるわけがないもん!!??(笑)

こんな調子なんで、もし、ほんとの実写が混じっていたとしても、誰も気づかない、信じないという、困った問題が起きる。

いやはや・・・・。(笑)

 

ようやく、今、正体がわかりました!

ヤコペッティ映画は、実に映画的に巧妙に作られた、ヤラセ満載の残酷ドキュメンタリー! といえます!!

 

昔、TV放送で、「世界残酷物語」「続・世界残酷物語」「世界女族物語」は、見たことあるんで、← ほとんどどんな場面があったか忘れちゃったけど! 

これらも、ヤラセ映像ばっかりだったんだろうなあああ。(笑)

HDリマスター版のレンタルDVDがあるんで、今後見て、確認していくつもり。(笑)

あと、リズ・オルトラーニの音楽が、かなり耳障りだったのは、注目点としてあげておきましょう。

おんなじテーマ曲を手を変え、品を変え、繰り返し流してくるんで、ウンザリしました!

手法としては、間違ってないんだろうけど?、あまりに、映画的なんで、ドキュメンタリー映画につける音楽としては、不合格です!(笑)