グレート・ハンティング 地上最後の残酷
1976年公開! 人間がライオンに食われる実写!、人間が人間を狩る実写!があるということで、超話題になった問題作!!
ちょっと前に公開された「ジョーズ」!で、鮫に人間が喰われる描写に騒然! 興奮冷めやらぬ映画ファンに、ダブルパンチをくらわす衝撃!! ついに、映画はここまで来たかと!!(笑)
しかも、
新聞広告、雑誌、TVとあらゆる媒体で、超残酷映画!と、宣伝しまくるもんだから、感受性の高い時期の私は(笑)、いてもたってもいられなくなって(笑)、当然!劇場まで、見に行きましたよ!!(笑)← 親といっしょです! ← 今調べると、当時この映画、成人指定にするべきだという意見があり、最終的に、子供は、親と同伴でなければ、入場不可だったらしい。← でも広告では、そんなこと謳っていなかったと思うんで、各映画館にそのあたりの規制の判断は、まかせたんじゃあないかな?
場内は、予想どおり、超満員!! みんな人間がライオンに喰われるところを見たい一心で、殺到ですよ!!(笑)
自分たちは、雪山で、狼たちと交流する、エンドタイトル寸前から、場内に入り、終わると同時に、席移動する人たちの間を強引にぬって(笑)、いい席をゲット!!(笑) この映画は、2回続けて見る人は、まずいないんで、入れ替え制みたいなもんだったと思うけど、それでも、立ち見の人もいたはず。
ザラついた画質が、いやでも残酷ドキュメンタリーって感じで、息を飲んで、見ていた記憶があります!
で、見終わると、こんなにすごいものを最後まで、見ることができたぁ!!っていう満足感!? 優越感!?(笑)にひたれて?、家に帰ると、パンフレットを何度も熟読しつつ、学校で、友達たちに、どんなに気持ち悪い映画だったか!!ってことをどう力説しようかと、思案なんかしちゃったりして・・・。(笑)
音楽が、なかなか良くて、すぐに、主題歌2曲収録のサントラシングル盤を買いました!!(笑)
数年後に、中古サントラLPを。
数十年後にCDを買いました!! エンニオ・モリコーネ作品でお馴染みのコーラスグループ、イ・カントーリ・モデルニが参加。 女神エッダに声がソックリ?のアン・コリンが歌う主題歌含めて、必聴のサントラ盤になってます!!(笑)
その後、TV放送(オリジナルでは、映画の中ほどにある、人間がライオンに喰われる実写場面は、意図的に最後のほうに移されてました。)、レンタルVHSで見て、今宵は、だいぶ前に買ってあったDVDで、鑑賞!!
いやあああ、懐かしかったあああ!!!
劇場で、見たときの印象と違って、意外に映像がきれい。
で、劇場公開版では、ボカシだらけだった箇所も、ほぼスッキリで(笑)、ようやく完全な形で、見れたなと。(笑)
改めて見て、なかなかよくできてる残酷ドキュメンタリーだなと思いましたねええ・・・・。
構成もうまいし、編集もうまいし、ナレーションもうまいし、音楽もいいし。
注目点は、
映画の見せる限界を超えたと言われた、人喰いライオンと人間狩りのシーンは、数十年後に、実写ではなく、ヤラセだったことが判明・・・・。???
雑誌の記事とかで、チラっと読んで知っただけなんで、なんかモヤモヤしてるんだけど、
・・・それゆえに、今回の鑑賞は、当時と違って、ヤラセとわかって見ることに!!
実際、興ざめするかと思ったんだけど(笑)、いやいやそんなことはなく、今見ても、ヤラセ?とわかって見ても、ホンモノに見えるところが、スゴイ!!??
・・・・いやああ、これ、マジで、ホンモノなんじゃあないかなああああ???
(笑)
ヤラセかホンモノかって、生理的にわかるものなんで?、自分は、これ、ホンモノって、感じましたよ!!! よって、ホンモノと断定!!(笑)
新しい世代にも、この先、ホンモノだって語りついでいこうと思います!!(笑)
それにしても、懐かしさいっぱいの「グレート・ハンティング」!!(笑)
当時の自分を思い出すことができて、感無量です!!
昔、TV放送でしか見たことのない(ナレーションをタモリがやってた!)、有名な「世界残酷物語」を、ノーカット版で、見直す必要があるけど、
それでも、おそらく残酷ドキュメンタリーの最高峰は、
自分は、この「グレート・ハンティング」なんじゃあないかな!って思います!!
「グレート・ハンティング」の公開された1976年!! この時代!!
続けて映画界は、さらなる次元の衝撃へ!
アワビ獲りのダイバーがサメに片足を食いちぎられる実写のある「シャーク!」、美少女が ×× を食わされる「ソドムの市」、本物の殺人の実写がある「スナッフ」、殺人シーンオンパレードの悪魔映画「オーメン」、日本映画の新しい恐怖「犬神家の一族」etc・・・・。
続々公開!!!! いやああ、ほんと、いい時代でした!!(笑)