<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>
1969年公開!
音楽は、ジェリー・ゴールドスミス!!
初見は、TV放送。その後輸入VHSソフトで見て、日本で初DVD化されたときに買って、そのまま放置状態!(笑)
ようやく、そのDVDで、まともに鑑賞です!!(笑)
なんといっても注目は、この映画のメインテーマ曲が、その後の「大いなる決闘」(1976)でも流用されてたこと!!(・・・映画の中半とエンドタイトルで豪快に流れます!! 大迫力!!)
「100挺のライフル」を先に見てた人は、「大いなる決闘」での流用に驚くし、その逆もしかり。 ・・・・他、ゴールドスミスの「リオ・コンチョス」(1964)「モリツリ」(1965)「新・駅馬車」(1966)の曲からも流用。・・・・おそらく急遽の登板だったため、作曲する時間が、なかった?と思われます。 当初の音楽担当レナード・ローゼンマンと交代。
自分の場合は、先に「大いなる決闘」のカバーバージョンの曲を聴いていて、(当時、サントラは出てない!) うおおお、なかなかかっこいい曲だなあああ、さすが、ジェリー!と思っていて(笑)、次に「100挺のライフル」のTV放送を見て、ビックリ仰天!! ほぼ同じ曲!!(笑)
厳密に言うと、そのまんまではなく、「100挺のライフル」は、途中メキシカンタッチのフレーズが入るんで、そこの部分を改変、「大いなる決闘」用にスマートに再構築、再演奏!! 一方、他の作品からの流用は、まんまサントラ音源を使ってるようです!!
よって、「大いなる決闘」は、ジェリーファン大興奮の、実に興味深い1編になってます!!
で、この「100挺のライフル」、
ジェリーの音楽は、当然、最高の劇的効果!
作品的にも面白く、ヒロイン、ラクエル・ウエルチの魅力も全開で、いやあああ、大満足!! いいですよ!(笑)
意外なのは、あの、バート・レイノルズ! 大スターというイメージがあるので、この映画でも、主役かと思うのですが、実はまだ売り出し中の頃だったようで、準主役的な扱いで、全編に渡って出ているのにもかかわらず、あまり活躍せず!!(笑) 目立っているのに、活躍しない!!(笑)
主役は、あくまでも、ジム・ブラウン。
でも、最初は、脇役っぽく出てきて(笑)、だんだんと、大活躍していくというパターン!(笑)
超ド級の、豪快西部劇!!!
今もって、謎なのは、「大いなる決闘」の演奏スタイルでの、サントラが出ていないこと!! ライオネル・ニューマン指揮による再録音されたCDは出てるんだけど、この演奏は、「100挺のライフル」スタイルなんですよ!!
だから、本物は、本編で聴くしかない状態!!
現時点で、本編で、使われた演奏は、CD化されてないんです!!!
うーーーん、いったいどうしたことか・・・・。