<アクション・サスペンス映画雑記>

 

●ダイハード

1989年公開! 劇場でも見た傑作アクション! 懐かしいっ!!

あまりに面白いんで、レーザーディスク、DVDで、何度も見てきたけど、今回、超久しぶりにWOWOW放送版で鑑賞!!

単にアクションがすごいだけではなく、脚本が良く練られているところが、本作のキモ! 伏線が、いたるところに張り巡らされており、それらが展開の面白さに拍車をかけていて、知的興奮を呼んでくれるんです!!

特にシナリオを重視して、映画を見ている人は、絶賛すること間違いなし!!

 

もう何度も見てるんで、初見時の感激は薄れてしまったけど、やはりよく出来てるなああということを再確認しました!!

主演のブルース・ウィリスも、この作品でブレイク! まさに適役!! 彼以外は、考えられない!って思うほどの奇跡的なキャスティング!!

「燃えよドラゴン」がブルース・リーじゃあなきゃあ、絶対ダメだったように、この「ダイハード」も、ブルース・ウィリス以外は、まったく想像できない!!

もし、ジェイソン・ステイサム!アーノルド・シュワルツェネッガー!ジャン=クロード・ヴァン・ダム!スティーブン・セガール!だったとしたら???

想像するだけでも、恐ろしい!!??(笑) 

彼らだったら、これほどヒットしてなかったと思う!?

 

音楽は、マイケル・ケイメンで、ベートーベンの第九をモチーフとした構成をとっているのが特徴。

前半、その有名な旋律を少し小出しに流しておいて、クライマックスにバーンと全開で流して盛り上げる手法。 クリスマスの話だけに、実に劇的で、なかなかうまいやり方だけど、劇半が、重く地味すぎて、ハジけてこないのが残念!

サントラアルバムを聴いても、聴きとおすのが辛いほど、面白くない!

そのパンチ不足のせいなのか?、ジェームズ・ホーナーの「エイリアン2」のサントラが、クライマックスに使われている!!

ダビング時に、ケイメンの地味な曲では、合わないんで、急遽「エイリアン2」が引っ張り出されてきたんだと思われます!?(笑)

 

●ダイハード2

1990年公開! これも初見は、劇場!!

1作目が超面白かっただけに、迷うことなく劇場に見にいったんですが・・・・・。

正直、面白かったという印象なし!

期待外れ感が大きく、落胆して劇場を後にしたのを覚えてます!

1作目よりか、脚本に知的さがなく?(笑)、単純なアクションに徹してたのが、不満だったんでしょう。 ラストに意外などんでん返しを用意してたようだけど、オドロキもなし! これじゃあダメだと!!(笑)

その後、ソフト化されても、見た記憶なし。

そんなダメダメ感のある、2作目だったんですが、今見たらどうなんだろう!?(笑)と!? 

監督が、あの、レニー・ハーリンだぞと!!(笑)

「エルム街の悪夢4」「クリフハンガー」のハーリンだぞと!!(笑)

思い込んだら、制御がきかず(笑)、急に見たくて見たくてしょうがなくなり、ついにWOWOW放送版で、再見と相成りましたっ!!(笑)

 

いやああああ、これが、意外や意外、面白かったんですよぉおおおお!!!(笑)

特にアクションシーンが、超ド迫力で、ビックリしました!!

飛行機が爆発するとこなんか、ホンモノ?を爆発させてる!?ように見えます!! 

ミニチュア特撮?だったとしても、リアルすぎる!!

重量級の迫力です!!

クリストファー・ノーラン監督の「テネット」で、ホンモノの飛行機を使ったアクションシーンがあるんですが、あの迫力を完全に超えてましたねえええ!!!???

最新作の「テネット」さえも超えてるド迫力!! それが「ダイハード2」の正体です!!

やはり、若さあふれる絶頂期のハーリン、すげえじゃん!!って感じでした!!(笑)

なんで、あのとき、自分、この迫力を感じ取れなかったんだろう!!??

劇場で見てるのに!!!???

不思議だなあああああ・・・・・・・。

きっと、1作目と、比較しながら、見ちゃったんだろうねええ・・・・。

1作目の知的さが欲しかったんだろうねえええ。

単純なアクションの連続に冷めちゃったのかな・・・・。????

ははははは・・・・・。

とにかく、楽しめました!! 快作でした!!

 

それと、初見のとき、まったく気が付かなかったんだけど、会話シーンが、けっこう面白く、笑っちゃうことがしばしば・・・・。 洒落てるし、捻りがきいてる!!(笑)

練られてない、よくありがちな単細胞的な脚本だと思ったけど、一応練られてたんですね。(笑)

 

今一度、爆音上映で、見てみたいなあああ。

だって、ある意味、「テネット」を超えてますから!!!???