<大島 渚監督作品>
日本春歌考
1967年公開! 大島渚監督作品! レンタルDVDで初鑑賞!!
うーーーん、ちょっとジレンマを感じる映画だったなあああ。
見せるべきところを見せてない!!(笑) これに尽きる!!
我々が、見たいものを見せてくれないんですよおお・・・。(笑)
ここは、ちゃんと見せてくれないといけない場面を、どういうわけだか?、観客の想像にゆだねさせてしまうという不自然さ。←そういう演出で、見せる手法もあるけど、この映画はそうじゃあない!!
アクション映画なのに、アクションを見せない映画があったとしたら、言語道断なように、この映画は、ある種「×××映画」なのに、描くテーマに対して、映像がうまくマッチングしてない。
おそらく監督も本当は、見せたかったはず!?
でも、いろんな制約が邪魔をして?、こうなっちゃったんじゃあないかと、私は、推測します。
それゆえに、大傑作になり損ねた感があり、非常に残念!!
見終わった後、妙に、欲求不満の残る映画になってました・・・。
もやもやもや・・・。(笑)
初期の大島監督作品を、数本見てるけど、こんな不満を感じたことがないだけに、不思議でしょうがない。
編集は、実相寺昭雄監督とも組んでいる巨匠浦岡敬一ですが、調子が悪かったのか?、切れ味が悪く、間延びしてる印象があったし、きっと見せてない不満で、かなり複雑な気持ちで、編集してたんじゃあないでしょうか!? もう、手に負えないって感じで・・・。(笑)