<ジェリー・ゴールドスミス作品 雑記>
パットン大戦車軍団
1970年公開!
音楽は、ジェリー・ゴールドスミス!!
超久しぶりに鑑賞! サントラレコードは、映画を見る前から、聴きまくり!!(笑)
初見は、輸入ビデオで、TV放送とかでも見たけど、もしかしたら、シネスコサイズで見るのは、今回が初めてかも? BS放送版にて。
レーザーディスクとかDVDは、持ってるんだけど、特典の、ジェリー・ゴールドスミスのアイソレーテッド・スコアを聴きたいために、買ったって感じで、実は、まともに見てない!(笑) 映画は、3時間あるし!!
対して、音楽は、30分くらいなんで。(笑)
一時期、聴きまくってましたよ!! 映画本編で使われた演奏なんで、荒っぽくて、大迫力!! 対するサントラ盤は、再録音バージョンで、こっちも迫力あるんですが、さらにそれを上回ってましたからね!!
なにか、問題があったのか?、なかなかCD化されず、ようやく当時のサントラアルバムの音源が収録されたCDが発売されたのは、2010年になってから!!
パットン将軍=ジョージ・C・スコットのスピーチが入ってるんで、この許可をとるのに、時間がかかっていたのか??と邪推しちゃいます・・・??(笑)
それにしても、レコードとCDを聴き比べると、圧倒的にレコードで聴いたほうが、迫力あるんで、改めて、その違いにオドロキ!!
同じ曲なのに、なんで、こんなに、いい音出してくれるんだああああって、レコードが愛おしくなってしまうほど!!(笑)
CDは、なんか本当の音が出せてないような気が・・・。???
で、今まで、長いこと、音楽ばかりを聴いてきたこの映画、ようやく重い腰を上げて、今回、3時間!! 休憩なしで、じっくりと鑑賞!!
いやあああ、見て良かったです!! これ、ほんと、すごい映画ですよおお。
初めて、気づきました!!??(笑)
傑作です!! 素晴らしいです!!
フランシス・フォード・コッポラによる脚本も良くて、うなりまくり!!
要点を押さえて、グイグイと話が進んでいきます!! そのため、3時間、まったく飽きない!! 人間ドラマがしっかりしていて、叙事詩的なムードもあり、戦闘シーンも、大迫力!! 特撮が一切ないんで、すべてがホンモノ、超重量級のド迫力!! うぉおおおおおおおおって感じ!!(笑)
ゴールドスミスの音楽も最高で、前半、パットンが静かに語りつくす数々のシーンに流れる静謐感ある曲は、感動的で、痺れまくりだし、後半、久しぶりに戦場に復帰したパットンのシーンで、パットンマーチがメインタイトルで聴いて以来、超久しぶりに豪快に鳴り響くところなんか、劇的効果満点で、ここまで、ほとんど音楽を流してこなかった効果が如実に表れていて、素晴らしすぎるぅうう!!
この効果により、開放感が超抜群で、パットンの歓びが、もろに体感できました!!
こういう、最初から意図的に考えつくされた音楽効果は、監督のフランクリン・J・シャフナーとゴールドスミスならではで、普通の監督、作曲家だったら、最初っから終わりまで、音楽流しっぱなしで、トータル的な映画の効果をまったく無視し、見てるものをウンザリさせてくれたはず!!??(笑)
自分が見た、このコンビの「猿の惑星」「パピヨン」「海流の中の島々」「ブラジルから来た少年」も、同様の音楽効果で、超絶に素晴らしいです!!
必見、必聴!!!
いやああ、見事な映画でした!!
ちなみに、このBS放送版、DVDとかにはある、インターミッションがカットされてました! 1時間40分後に、休憩が入り、パットンマーチが聴けるのに、それをカット! 暴挙です!?(笑)
それと、DVD版より左右のトリミングが大きかった。
ディメンション150方式で撮影された映画なので、その上映するサイズ、
1×2.20に合わせたのか?
DVDは、シネスコサイズで、1×2.35くらいになってます。