<アクション・サスペンス映画雑記>

 

メガフォース

1982年公開! トホホ映画(笑)という噂を聴いていたので、いつか見てみたいなああと思っていたら、なんと、ブルーレイが出てました!!(笑) 即刻ゲットです!(笑) 数年前から発売されてた模様・・・。 気づかなかったなああ。

レンタルDVDは、なかったし。

で、待望の初鑑賞! ・・・そのトホホ具合は・・・。(笑)

・・・うーーん、まあまあですね。(笑) 自分は、もっとチープで、どうしようもない!映画だと思っていたんですが、意外に見れました!!(笑) 悪くないじゃん!!(笑)

前半、かなりワクワクするような展開になってるんで、期待度MAX! うぉおおおお、これがトホホ映画か!? なんか、面白いじゃん!!と!!

 「スター・トレック」のヒロイン、パーシス・カンバッタのゾクっとくる美人ぶりも、目の保養になるし、戦車、ヘリコプター、改造バイク、改造車が多数出てきて、壮観だし、爆発シーンも多いんで、かなりお金がかかってて、ある意味スゴイ映画!! 近未来的な秘密基地の内部の特撮もうまい!! 時折、合成バレバレのヘタなところもあり、苦笑しますが(笑)、これより、ひどい特撮は、いっぱいあるんで、まだましなほうです!!

映像もきれいだし、及第点じゃあないでしょうか!

ただ、肝心のアクション、大きな見せ場であるはずのアクションが始まってから、うーーーんとなる・・・・・。(笑)

 

最初から、意図したのかどうかわからないけど、内容的には、中学生レベル!!(笑) 

よって、特撮アクションが大好きな青少年向けの健全映画。 だから、大人向けには、なってない。 大人の鑑賞に耐えうるかが、評価の分かれ目、微妙なところ。

子供向けと割り切れば、楽しめるし、大人向けとして見ちゃうと、トホホの領域に入っちゃうのかな??(笑)

これって、日本映画にありがちなパターン・・・・。(笑) 

でも、アメリカ映画って、たとえ子供向けでも、トータル的な完成度は、大人向けになるのが、普通。

でも、この「メガフォース」は、すべてが子供向けになっちゃってるってことは・・・・・・・。

そうです! そうなんですよ!!(笑)  結論を出してしまうと、こんなにいい条件が与えられた映画だったのにもかかわらず、イマイチすごい!といわしめる映画を作れなかったのは、監督の責任! 監督のレベルが悪いから!!(笑) これしかない!! (笑)

おそらく、スピルバーグが作っていたら、傑作なアクション映画になっていたと思います!!

とにかく、見せ方が、悪いんだよなああ。 監督が、「キャノンボール」のハル・ニーダムだから、しょうがないといえばしょうがないんだけど、魅せるアクション、高揚するアクション、劇的効果満点で興奮するアクションとは、どういうものかを、まったく理解しないで、撮影しちゃうと、こうなっちゃいます!!(笑) ただ、撮ればいいってもんじゃあないでしょう!! ←日本映画もしかり!(笑)

 

それにしても、超最新兵器を備えてるはずの?、メガフォースチームなんだけど、改造オートバイ軍団で、急襲をかけるだけ!!ってところが信じられない!!(笑) 

あまりにも無防備すぎないか!?(笑)

遠くから、ミサイルを発射すればすむのに!(笑)

面白いのは、60人のチームで攻撃してるはずなのに、どう見ても10人ぐらいにしかみえない!!(笑) 

オートバイの疾走シーンは、アトラクションショーを見てるよう・・・。

でも、でも、一概にトホホな映画とか、凡作な映画とは言えない、不思議な魅力はあります。 一応、それなりに大金がかかってるんで!? 映像を見れば、わかります!? それが救いで、なんとか体裁を保てた感じになっているのかな??(笑)

 

エクスタミネーター

1980年公開! やっと見ました! 当時から話題になっていた超バイオレンス映画! WOWOW放送版で、ついに鑑賞!!

先日見た、あのジャッキー・チェン主演の「プロテクター」のジェームズ・グリッケンハウス渾身の映画!!

思えば、初めて自分がこの映画の存在を知ったのは、日曜のお昼番組だった「TVジョッキー」の映画紹介コーナーで見てから。 ちょうど、冒頭の大きな見せ場である、首チョンパシーンを、昼間っから平気で紹介してましたからねええええ。

いやああ、衝撃的でした!! でも、なぜか、その後、劇場へ見に行ってないし、ビデオも見てない!! 

今宵、満を持しての、初鑑賞!!

冒頭は、その衝撃シーンのある戦争場面!! 

初めて見る人は、かなりオドロクんじゃあないかなああ!! うぉおお、スプラッター映画だあああって!!(笑)

続く、ニューヨークのロケーション撮影もド迫力!! この空気感はなんなんだああ!(笑) すごい迫力です!! このロケ撮影の迫力は、半端なし!! 見てるだけで、異様な迫力!! ロケのせいなのか、ニューヨークという街が、それだけで、絵になってるのか!? ロケ撮影の威力を、まともに、感じさせてくれる映画の1本!!

 

冒頭のスプラッターシーンで、この映画、只者ではないぞ! まだまだスゴイシーンがあるのではないか!?と、身構えちゃうんですが(笑)・・・・ブルブル・・・・(笑)

でも、意図的なのか、そうでないのか、わからないけど、予想どおり、数々の残酷シーンが出てはくるんですが、直接的に見せてるシーンと、間接的に見せてるシーンが混在してるんですよ!! ちょっと不思議・・・・・???

全部、直接的に見せればいいのに、なんで、こういう演出をとってるのか疑問。

ルチオ・フルチだと、全部、そのものズバリのスプラッターで見せるけどね!

自分としては、冒頭の首チョンパを超えるシーンがもっと欲しかった気がする・・・・・。

もちろん、目を背けるスゴイシーンの連続ですが、冒頭がスゴすぎて、あとのシーンが、どうしても霞んでしまってます!!?? 見せ方のバランスを考慮してほしかった・・・。

あと、演出的に面白いのは、バイオレンスシーンで、主観のカットが入ること!

やってるほうと、やられてるほうの主観が入ってくるんで、なかなか、こういうカット、見たことがなく、若いパワーのある監督ならではの、演出かと・・・・・・・。 自主映画によくありがちなカットですけどね!(笑)

いやあああ、とにかく、圧倒されました! 実に新鮮で、パワーのある、ド迫力のバイオレンス映画でした!!

 

ポスターとかのキービジュアルとして使われている、ヘルメットをかぶって、火炎放射器を噴射している、マッドマックスばりのカットなんですが、劇中、このまんまのシーンはありません!!(笑)