<北村龍平監督作品 雑記>

 

マスターズ・オブ・ホラー

2019年公開! 劇場で見逃していた、5人の監督によるオムニバス・ホラー!

あの北村龍平監督も参加! はやくもDVDで登場! レンタルして、さっそく待望の鑑賞です!

予備知識なしで見たので、どの話が、北村監督のものなのか、探す楽しみもあり、自分は、内容と、アクションカットの切れ味から、1話目か、3話目のどちらかだと思ったんですが、明確には、どっちか判断できず!(笑) 両方、担当したんじゃあないかとも思いましたが、・・・・3話目でした!! 実は自分、5話中、3話目が、一番面白かったんで、納得です!!(笑)

やっぱ、北村監督、すごいですよ!!(笑)改めて、北村監督として、3話目を分析すると、キラーカット満載で、怖くて、笑えるし、血みどろだし、決まってる!!(笑)

「エクソシスト」の北村龍平版です!! 傑作!! この話だけ、何回見ても面白いと思います!! 単独作品として、長編にしてもいいくらい!!

1話目の過激なスプラッター描写と巧みな構成も北村監督を思わせるものだったんですが、アクションシーンにちょっと、カッコ良さがなかったんで、うーーーんと迷いました!!(笑)

 

正直、1話目と3話目だけが、傑作で、あとの話は、つまんなかったです!(笑)

他の話は、ありきたりな小品で、今また作っても意味がないと思いました!

もっと衝撃的なモンスターが出てきたり、特撮を駆使したものが、見たかったなあああ。(笑)

 

VERSUS

2001年公開! 超久しぶりに、3度目のDVD鑑賞!!

残念ながら、劇場で見てない!! 

当時いろいろ忙しくて、北村監督の存在を知ったのは、だいぶ後だったんで・・・・。

初見は、友人から薦められて、レンタルDVDで。

・・・で、驚きましたねえええ。 全編、日本映画らしからぬ? スピーディな編集、かっこいいカメラアングルで見せきる、自分好みのスプラッター描写満載の超絶ゾンビアクション映画になっていたからです!! これは、すごい!!と、完全に魅了され、北村龍平監督の他の作品も追いかけなくていけないぞ! ということで、ほぼすべての監督作品のDVDを、集め始め、鑑賞して、今日に至ります!(笑) いやあああ、もう、すべての作品が、期待どおりで、大満足!

・・・・いろんなアクション映画がありますけど、見ていて、たいていは、ダサくて、面白くない! かっこいいアクションとはどういうことなのか、わかってない!! 

そんなときいつも思うのは、あああ、この場面、北村監督が演出していたら、もっとすごくなっていたのになあああ、もっとかっこよくなっていたのになあああ・・・と、思い、その足りない部分を補足しながら、見てしまうほどです!(笑) 

2度目は、アルティメット版を購入しての鑑賞!! オリジナル119分版に追加撮影、再編集、再リミックスをほどこした130分版! 

で、今回の3度目は、もう一度原点に戻って、オリジナル119分版をレンタルDVDで!! さすがに、初見の衝撃はうすらぎましたが、改めて、この映画が、自主映画のようなかたちで作られていたというのには、オドロキ!! まさに奇跡の映画!!! 音響効果も素晴らしくて、銃の音なんか、他の映画で聴く、貧弱な音とは、段違いに良くて、聴いてるだけで、大興奮!!(笑) 音楽効果も抜群で、最高の劇的効果が味わえます!! 

すべてのスタッフ、キャストが超絶に力を出し切ると、こんな大傑作な映画ができるんですね!!!! いやああ、素晴らしすぎる!!!! そろそろ、リマスターして、ブルーレイを! 爆音映画祭で、リバイバル上映を望みます!! 

 

荒 神 ARAGAMI

2002年の北村龍平監督作品! ワンシチュエーションで見せきる時代劇アクション! SF風味もあり、壮大な世界観も感じられる傑作! だいぶ前にDVDで見たっきりだったんで、そろそろ見直したくなり、見たしだい。 79分の中編。

こういう舞台劇のような作品は、よほど演出を考えないと、退屈してしまうんですが、そこは、北村監督、カメラワーク、編集の見事さで、息詰まるような緊張感を醸し出していて、アクションシーンも相変わらずのかっこよさ! まったく飽きることなく見れます!! 美術セットもいいし、紅一点の女性の美しさも、見惚れるほど、うまく撮れてます!!

いやああ、素晴らしいです!

監督のどの作品も、観客が見たいものを、期待以上に作り出してくれているんで、ほんと、いつも満足度が高いです!

スタッフ、キャスト全員、完成した映画を見て、誇りに思ってるんじゃあないでしょうか!! こんな傑作に関われて、幸せ!!って。 ・・・羨ましいなあああ。(笑)

ただ、撮影9日間、連日20時間撮影!?という過酷な現場だったらしい・・・。

監督は、ほとんど寝てないんじゃあないでしょうか!

・・・この、人間の限界を超えた超絶な苦労が、作品を傑作にしているんですね!!