<エンニオ・モリコーネ作品 映画雑記>

 

刑事キャレラ 10+1の追撃

1972年公開! 昔、TVで見たっきり!

DVDで、ようやくまともに鑑賞!

音楽は、エンニオ・モリコーネ! 

いい音楽なんだけど、本編では、なかなか効果的に使われないこともあるモリコーネの曲なんですが、今回は、GOOD!

曲の聴かせどころがたっぷりで、最初っから終わりまで、素晴らしい!

見終わっても、メロディが脳内から離れません!(笑)

有名な原作の映画化で、刑事キャレラが、謎の連続殺人事件の犯人を追うミステリーアクション!! うれしいことに、当時大人気のドミニク・サンダ、カルラ・グラヴィーナ、ラウラ・アントネッリという魅力的な女優が出ていて、それぞれが、強烈なオーラを醸し出しているんで、彼女たちを見ているだけでも、大満足! 見てよかったなぁって思います!(笑)

他に、私が注目したのは、この映画の編集!

通常、意識することはないんですが、この映画は、違うんです!

オープニングから、カットが早く、展開がスピーディで順調なんですが、見ていると、どうやら、この編集、すべてのカットにおいて、通常より、意図的に数コマはやく切ってます! もちろん、あくまでも、私の感覚による推測ですが、生理的にも普通と違うリズムなんで、これは、間違いないんじゃあないかな? 途中から、そのことに気づいて、意識して見ていったんですが、この意図的にやってるとしか思えない編集が、最後まで続くんですよ!

いやあああ、すごい!(笑) きっと、一旦、普通の感覚で編集したものを、再度、最初から終わりまでのすべてのカット尻を数コマずつカットしていったんだと思います!!

 

ミスター・ノーボディ2

1975年製作、日本未公開のイタリアのコメディウエスタン!

DVDで初鑑賞! 音楽がエンニオ・モリコーネだから見たわけですが、本編での音楽を聴いてるうちに、あれ? このサントラ持ってたっけ??(笑)この曲をCDで聴いた記憶がないなあああ???とちょっと不安になってきました?(笑)

メインのテーマ曲は、作品集などに収録されているので、何度も聴きましたが、その他の曲の印象がないんです!! これはまずい!! 今必死に、このサントラCDを探してるところ!! 日本盤を昔良く中古店で見かけたことあるんで、見ただけで、買った?と錯覚していたりして・・・???

さて、映画のほうですが・・・、DVDは、4:3画面のシネスコサイズだったんで、16:9のTVだとすごく小さく映り、おまけに画質が悪いので、興ざめ!! せっかくのモニュメントバレーの広大な美しい風景が台無し!! これだけでも見る気が失せるのに、作品自体が超つまらなくて、ところどころ寝てしまいました!! 話がもうダラダラ・・・。

シーンとシーンのつなぎが悪く、展開がよくわかないうえに、笑わせるためなのか、コント的なギャグシーンが多くて、それも不必要に長く、ウンザリ・・・。(笑)

エンニオ・モリコーネの音楽も、話のつまらなさをカバーしようと、あらゆるところで盛り上げる曲を流してくれるんですが、効果があがらず、聴いていても、空しくなるばかり・・・・。 曲自体は、非常にいいのに、残念!!! こういうこともあるんですね!

オープニングのシーンだけ、あのセルジオ・レオーネが演出したらしいです!

 

見終わってから、サントラCDを探したら、やはり持ってました! ひと一安心!(笑)  2001年発売のイタリア盤。

昔、中古店で見かけたオリジナルLPとか日本盤CDのジャケットとデザインがまったく違っていたので、あまり印象がなく、モリコーネCDの山に埋もれていた感あり。(笑)

たぶん、1回聴いただけ。

今回、無事サルベージ(笑)できたので、じっくりと聴いてみましたが、バラエティに富んだ曲の数々で、いやああ、楽しめましたねえええ! 

ただ、本編では流れた、ロッシーニのウィリアム・テル序曲の曲を使った曲と、予告編だけで使われた、サブテーマを口笛で演奏した曲が収録されてなかったのは、残念!

そのサブテーマは、クライマックスの駅馬車追跡のシーンで、超盛り上がります!!

かっこいいメロディがエッダの美声にのせて炸裂!! 途中から、ベートーヴェンの「エリーゼのために」の曲も加わって、もうスゴイです!! これぞモリコーネだ!!っていう曲です!!(笑) あと、「荒野の用心棒」を思わせる曲もあり、モリコーネ、かなり遊んでます!!!

やっぱ、映画を見てから、サントラを聴くと、より、良さがわかりますねえええ。 

自分、このサントラは、なぜかあまり、印象に残ってなかっただけに、今回そのことが、余計実感できました!!

 

題名のない子守唄

2007年公開! レンタルDVDで初鑑賞!

監督は、「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ! 音楽は、同じ、エンニオ・モリコーネ!! 

サントラCDは、発売当初から持っていたけど、地味だった印象で、たぶん、1回しか聴いてないと思う。(笑) 

劇場公開当時は、モリコーネの最新作だし、劇場で見ることに価値がある!と、意気込んでたのにもかかわらず、なんかうまく都合がつかず、見逃していたもの。そのときから、今まで、まったく予備知識なしで、過ごしてきたので、ようやくの鑑賞に、ワクワクしながら、見始めました!!

サントラは、まったく印象がなかっし、日本タイトルから察するに、戦争もので、母と子の重厚でダークな人間ドラマだろうと?、予想してましたが、実際は、かなり違っていたんで、オドロキました!! オープニングから、度胆を抜かれましたねえええ!!(笑)

この映画は、いったい何なんだと!? どういう映画だと!?

一瞬、R-18映画かと思いましたよ!(笑)

トルナトーレ狂ったか?とも。(笑)

特に後半にいくにしたがって、話が、けっこうメチャクチャグチャグチャに絡まりだし、見てる自分は、苦笑せざるおえない状態に!!(笑) とにかく、いろんな映画のゴッタ煮で、胸糞悪い猟奇サスペンススリラーに、母と子の感動物語を無理やりくっつけた感じ。(笑)

ただ、要領の悪い監督が作ると、無駄に3時間くらいの大作になりかねないボリュームの話を、そこは、トルナトーレなのか、洗練された見事な編集、演出で、テンポ良く、2時間に凝縮、手際よく見せていきます!! 一瞬の乱れもないんですよ!! 

最初から最後まで、快調に映像は疾走していきます!!

これは、さすがにスゴイと思いましたねええ。

モリコーネの音楽も、快調そのもの!! サントラを聴き直したくなるほど、映像にマッチし、音楽的演出もあり、監督とのコラボは、ある意味成功してます!!

・・・・・でも・・・、でも・・・って感じ・・・。(笑)

ちょっと、この監督、何かが、間違ってるんだよなあああ。(笑)

考えが普通の人と違うっていうのか・・・・。

「鑑定士と顔のない依頼人」やら、「ある天文学者の恋文」のときも、・・・実は、そう感じてたんだけど、 今、ここで、ようやく確信しました!!

・・・そうか、そうか、この頃から、ずうううっと、そうだったんだと!!(笑)

いやああ、感覚が、普通ではない・・・・。(笑)

この監督、残念ながら、好きになれないなあああ。

 

狂ったバカンス

1963年公開のイタリア映画! 

中年男が若者たちに徹底的にコケにされるコメディー!(笑)

巨匠エンニオ・モリコーネの2本目の映画音楽作品であるということと、自分も大好きな(笑)カトリーヌ・スパークが出てるということで、前々から見たかったもの! 録ってあったWOWOW放送版で、待望の初鑑賞!!

モノクロの古い作品なんで、若者がメインの話だと、今のセンスとだいぶ違っていて、ダサくて、鑑賞に耐えられるのかなあと心配したんですが(笑)、そんな心配は無用でした!! 映像がきれいだし、シネスコサイズで構図も良く、最初っから、画面に引き込まれます!! 若者たちも、思ったより、フレッシュで、カトリーヌ・スパークが画面に登場してからは、もう、その、あまりの強烈なオーラにドキドキ・・・。(笑) 劇中の中年男同様、見てる側も、その小悪魔的な魅力に翻弄されっぱなし!というのが正直なところ。(笑) 演出もなかなか良くて、笑わせるツボがうまいし、全体的に洗練されていて、良かったです。

これと同じ話を、日本で、日本人が演じていたら、どうしようもなくダサイ映画になっていただろうと、想像できるだけに、イタリア映画おそるべし!(笑) いやあああ、面白かったなあああ・・・。!! 

それにしても、カトリーヌ・スパーク!! 素晴らしいです!!(笑) 

当時16歳くらいだったようなんですが、演技うますぎぃーーー!! 

モリコーネの音楽は、まだ抑え気味。 絶頂期のモリコーネだったら、スパークが出るたんびに、スキャット曲を猛爆!させていたと思います!!(笑)

 

裂けた鉤十字 ローマの虐殺

1973年の日本未公開のイタリアフランス映画!

音楽は、エンニオ・モリコーネ!(指揮・ブルーノ・ニコライ)

レンタルDVDで初鑑賞! 

「カサンドラ・クロス」「リバイアサン」のジョルジュ・パン・コスマトス監督のデビュー作とのこと!

実際に起こったローマでの虐殺事件をリアルに描いた衝撃作! 予備知識まるでなく見たので、ここまでやるのか!とちょっとビックリ! 背筋に戦慄! 怖い!

モリコーネのサントラを、初めて聴いたとき、驚いたことがあって、ここの曲が、前にTVで放送された、日本未公開の恐怖映画「新エクソシスト」のメインタイトル曲と同じだったんです! ということは、選曲屋さんが勝手に使ったわけで、きっとモリコーネファンだったんでしょう、聴いててピーーーンときたんでしょうね! この曲使っちゃおうって!(笑) 自分も、放映時、あまりにかっこいい曲だったんで、気に入ってて、この映画の実際の音楽担当カルロ・サヴィーナの曲だとばかり思いこんでましたよ!(笑)

サヴィーナいいじゃんっと!!(笑)

その後、「新エクソシスト」がソフト化されたとき見たら、メインタイトルがぜんぜん違う(笑)! おっかしいなああって思っていた矢先に、モリコーネのサントラを入手。

聴いて、ビックリ! ああああ、この映画の曲だったのか!!と(笑)

そのかっこいい曲が、ついに今宵、本編で聴くことができ、感無量です!!

爆弾を仕掛ける、緊迫した場面に流れてきます!! この映画の前半の見せ場!!

ただ、場面の長さに合わせるため、途中で、切られた感じになっていたのが惜しい! 

もうちょっと流してくれれば、最高に盛り上がる劇的興奮を呼ぶ名場面になっていたのに!!! また、全編にこの曲を散りばめても良かったと思うんだけどなああ。

 

フェイトレス 運命ではなく

2005年作品! 音楽、エンニオ・モリコーネ!

WOWOW放送版で、初鑑賞!! 日本未公開だと思う。

モリコーネのサントラは、だいぶ前から聴いていたんで、WOWOWの放送リストに載った時に、原題を見て、うぉおおお! もしかしてモリコーネ!?と気づいて注目していたもの。(笑) 感動的なメロディだったので、号泣必至の感涙作に間違いないと大いに期待!!

サントラを持ってなきゃあ、絶対気づかず、見逃していたはず!!

良かった良かった!(笑)

ただ、フタを空けて見れば、一人の少年のナチ収容所の実体験を、少年の視点だけで、淡々と描いたものになっており、映画的な脚色は、おそらく意図的に?排除!! 残念ながら・・・面白くはない・・・・。

見てる側が、どれだけ、この少年の傷ついた心理に感情移入できるかどうかにかかってるんだけど・・・・、・・・・・・うーーーん・・・・・・・。

これ、文章で読んだほうが、絶対いいと思いましたねえええ。。

この感覚は、スピルバーグ監督の「太陽の帝国」に近いものがある。

または、「シンドラーのリスト」から、すべての劇的要素を抜くと、「フェイトレス」になるみたいな・・・。

 

モリコーネの音楽の聴かせどころは、いっぱいあるし、いいメロディなんだけど、

ノレないんだよなああああ。

モリコーネの音楽を聴きながら、原作本を読んでたほうが、感動できると思う。

そんな映画でした・・・。

 

007のジェームズ・ボンド役に抜擢される直前のダニエル・クレイグ!!が出てました!! これは、注目!!

 

五人の軍隊

1969年公開のマカロニウエスタン!

音楽・エンニオ・モリコーネ! 随分前から、サントラだけは聴いてました。

テーマ曲が抜群に良くて、一時期、繰り返し繰り返し聴いていた覚えあり!(笑)

「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」「ウエスタン」「夕陽のギャングたち」の有名すぎる曲と比べると、ちょっと埋もれてしまった感はありますが、聴けば一発で、その魅力にはまってしまう躍動感あふれる傑作曲です!!

「ガンマン大連合」とか「復讐のガンマン」「ミスターノーボディ」「殺しが静かにやって来る」も、そんな感じ。

今の今まで、本編を見る機会がなく、レンタルもされてないので、このまま見ずに終わってしまうのかと・・・諦めていましたが、なんと、ちょっと前に、BSで放送!!

朝のTV欄で、タイトルを見つけたときは、もう、大興奮!(笑) タイマーセットも間違いがないか、何度も確認したほど!!(笑)きっと私のような人がいっぱいいたはずです!!(笑) で、待望の初鑑賞!!

音楽の他にも、注目ポイントがあって、脚本が、「サスペリア」のダリオ・アルジェント!!

出演者に丹波哲郎!=サムライ役!(笑) 驚いたのは、意外にも丹波哲郎の見せ場が多く、主演といってもおかしくないほどなんです! セリフはまったくないし(笑)、声を発するのは、笑うときだけなのに、主演級の大活躍!! 他の俳優は完全に霞んでます!(笑) 

日本人としては、うれしいけど、(笑)・・・このバランスは、不思議。 アルジェントのおかげなのか??(笑)

後半の、軍用列車から、お宝を盗み出すアクションシーンが、延々と走ってる列車上で、展開されるんで、手に汗にぎるものすごい迫力が出てます!! いやああ、すごいです!!

この最大の見せ場でも、丹波哲郎大活躍!!(笑) モリコーネの音楽も期待通り!!!

わああ、見れてよかった!!!(笑) 快作です!!

 

リプリーズ・ゲーム

2002年、伊・英・米合作の日本未公開のサスペンス! レンタルDVDで初鑑賞!

いわゆるDVDスルーってやつですね。

これも、なかなかレンタル屋に置いてない映画のひとつで、偶然、見つけて狂喜乱舞したもの。(笑) そもそも見た理由は、音楽がエンニオ・モリコーネだったから! モリコーネじゃあなかったら、永遠に見ることはなかったでしょう!!??(笑) サントラCDは、発売当初に買ってるんで、ようやく本編を見れたわけです! 見る前にどんな音楽だったか、超久しぶりに聴いて、耳だけは、予習。(笑)

内容とか映像は、一切遮断し、予備知識ゼロで臨みました!!

いやああ、面白かったですねえええ。 有名な監督だったので、一味、違うとは思ってましたが、こうも素晴らしくなってるとは!! オドロキました!!

正直、内容は、主人公の心理をじっくり描くとはいえ、あまり面白くもないギャングものなんで、普通の監督だったら、つまらないC級映画にしてしまうところを?、見応えある、A級アート映画風な魅力的な映画に仕上げてしまってるんで、その力量に脱帽です!! 

風景勝ちというべきか、最初っから終わりまで、別世界のような、素晴らしい建築物、素晴らしい美術セット、素晴らしい装飾をバックに展開されていくんで、芸術的感性、刺激しまくりで、圧倒されました!! 思わず魅入ってしまうんですよ!! うーーーん、いいですよ、これは! それと、映像に漂う、しっとり感というか、常に湿気を含んだような、水滴感?(笑)が、また、いいんです!!

もちろん、モリコーネの音楽も、効果的で、ゾクゾク。 メロディは抑え気味ですが、サスペンスを煽った曲や、音の演出も随所に見られ、さすが巨匠! 安定した仕事ぶり!!

エンドクレジットにつながっていく曲にしびれ、続くエンドクレジットの曲が、いつものモリコーネ節で盛り上がっていくんで、大変、心地よかった!! 最高です!!

さてさて、その気持ちよさを踏まえたうえで、再び、モリコーネのアルバムを聴き、じっくりと復習したいと思います!!

 

ウエスタン(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト)

話題の映画劇場鑑賞!! 日本での初公開は、1969年! 

デジタル上映になって大復活!!

原題どおりとはいえ、タイトルが長ったらしくなったので、正直違和感あり。(笑)

今まで、「ウエスタン」として、ビデオとか音楽を視聴してきたんで・・・、なかなか頭の切り替えができず!!(笑) 「ウエスタン」のまんまで良かったのに!(笑)

さてさて、今回、じっくりと見たんで、改めていろいろ感じたことを列記しておくと・・・・。

●エンニオ・モリコーネの曲を最大限聴かせるような演出編集がされている。

 モリコーネの曲は、メロディがいいので、聴かせるところは、たっぷりと聴かせたほうが良いので、こうしてくれると、まさに素晴らしい劇的興奮を味わえるので、最高でした!! 

監督と作曲家は絶対にコラボしたほうがいいという好例。

●モリコーネの音楽がたっぷり聴けるので、モリコーネの映像付きコンサートを鑑賞しているような感じである。

●ひとつひとつのシーンがやたら長く説明的で丁寧なんで、わかりやすい映画だなああと最初のうちは思うんですが、実は、いろいろ複雑な構成になっており、唐突に時間が飛んだり、省略されてしまうシーンがあり、非常にわかりにくくなっている!!(笑)

 レオーネ作品の中でも一番わかりにくいんではないでしょうか?

 原案のダリオ・アルジェント、ベルナルド・ベルトルッチのせいか?(笑)

●偶然だろうけど、見てると、黒澤映画で描かれた人物たちと、よく似てるなあああと思いました!

 たくましく生きていく女・クラウディア・カルディナーレは、「わが青春に悔なし」の原節子だし、正体不明のハーモニカ吹き・チャールズ・ブロンソンは、三船敏郎、悪役・ヘンリー・フォンダは、仲代達也、味のあるいい役ジェイソン・ロバーズは、志村喬か・・・。

 

うーーーん、ヒューマンドラマとしても、重厚で見応えのあるいい映画だったなあああ・・・・。

いやああ、熱くなりました!!

 

私の「ウエスタン」初体験は、エンニオ・モリコーネのサントラから!!

モリコーネに興味を持ち、初めてモリコーネの作品集(LPレコード)を買ったら、この「ウエスタン」の曲が何曲か入っており、うおおおおおお、カッコいいっ!!! サイコーーー!!って、興奮!(笑) ハーモニカの曲がなんといっても強烈ですよね!!

映画のほうの初見は、TVかビデオで、トリミング版! でも、モリコーネの音楽効果の素晴らしさにシビレまくり!! その後、シネスコのレーザーディスクとかDVDは買ったんだけど、ダイジェスト的に見る程度で、シネスコサイズで、まともに見るのは、今回が初めて!? しかも、数十年ぶり!! 

クライマックスシーンだけは、たまに見返していたんで、覚えていて、それ以外のシーンは、ほとんど忘却の彼方・・・。(笑) よって、今回の大スクリーン鑑賞、けっこう新鮮な気持ちで見れました!!

画質は、デジタルレストアされていたとはいえ、なんか昔、名画座で上映されてた映画にありがちな古ぼけた画調で、若干、発色がいいかなああっていう程度。 

DVDとかBS放送版のほうが、映像に艶があり、きれいに、美しく見れます。!! 

やはり、劇場でのデジタル上映版は、フィルム調になるように、ギラギラ感を抑えているんでしょうか?

確かに、劇場版が、TVと同じ映像だったら、不自然に感じられるし、劇場で、TVを見てる感じになっちゃいますからね!(笑)

音は、素晴らしく良かったです。 このボリュームは、防音が完備されてない我が家では出せないなああと。(笑)