自転車と風と風鈴
朝、自転車を漕ぐ。とある所へ 毎日通う
意味の中の無意味・・・。本当は生まれたトキに気が付いていた
鏡に映る姿態はもう死体であり、腐敗。
わかったような通行人は埴輪であり偶像。
ボンヤリ眺めだけど、気になってしまう。 からっぽの口。
まだ、まだと想い、ゆっくりとペダルを漕いで、漕いだ。
あっ、ふっと軽くなるのは興奮しているからじゃなく
風に身を包まれて、心が解き放たれて、
君が想像した世界は、ぐんぐん熱を帯びて広がって
君の宇宙はもっともっと、広大にでも、静寂に、とにかく思想の先、へ、
ぼく達はあてもなく、歩く、死へと向う聖者の行進。
死ぬために生きる、ただソレダケサ。