アーユルヴェーダの古典書勉強会はホントおもしろい。

晴れたけど、寒すぎる～

昨日に引き続き、引きこもりだな～。

ワンコとヒトのマルマセラピスト

svasti dog　（スヴァスティ　ドッグ）
どうぶつマルマセラピー協会代表

とみかわひろへです。

月一の、古典書スシュルタ・サンヒターの勉強会。
今月は医者を呼びに来るときの話。

昔は病人が出ると医者を呼びに行くスタイルだったのですね。
で、その時に使いの者が、誰なのか、いつ、どういうタイミングで、何を着てきて、どんなしぐさをしていたか、顔色は・・・などなど、これらの条件で病人が助かる（治る）、助からない（治らない）がわかってしまうんだって！

普通病人が出たら、医者を呼びに行く人って乗り物に乗るじゃない？

けど、それもダメで、しかも歩いてこなくちゃいけない、走ったらダメなのよ！使いの者が汗かいてたら悪い徴候なんだって～。

オイオイ！って感じだけど、何千年も前の時代だと、そこまで緊急なら助かる見込みは少ないってことらしい。

他にもいろいろ書かれてます。

使いの者が医者の家に着いたとき、往診に行くか行かないかが決まる。

往診に行くと決めて、医者が出かけようとしたときにつまづいたり、くしゃみしちゃったら、そこでアウト。

やっぱ行かね、となるんだそうです。

ラッキーなことに玄関を出ても、道中、何を見たか聞いたかで治療がうまくいくかいかないかの分かれ目で、白いものはおおむねイイ感じの徴候で黒いものはヤバイらしい。

どうぶつの鳴き声もどのどうぶつなのか、どんな鳴き声なのか、とか。

鳥がどっちから飛んでくるか、どこに止まっているかまでもがきっちり書いてあります。

ひえー、道中不吉なことに出会ったら途中で帰っちゃうのか？

時間切れで続きは来月なんだけど、医者に診てもらうまでが大変すぎる・・・

どんなに重病でも助かる人は、良い兆候がすべてにおいて出ていたんでしょうね～。

逆の場合は、全部悪い徴候だったのか・・・しら？

迷信じゃね？と思う事柄もたくさんあるけど、何千年も前にこういうことが事細かに書かれてるって、やっぱりアーユルヴェーダすごいわ。

こんなにたくさんの事柄なのに、どうやってそれに気がついたのかな？

全部覚えてるってことよね、医者は。

このへん検証したくてもできないわな、病院の関係者じゃないと。

今ならくしゃみなんてたくさん出るもんね、花粉症で。

来月は医者が病人の家に入るところからです。
どんな出来事がでてくるんだろ？

マルママッサージとは

マルマとはズバリ！
「お前はもう死んでいる！」で有名な秘孔、急所のことです。

インドでは古くから口伝だったのであまり知られていなかったのですが、アーユルヴェーダの古典にものっているのです。
マルマをなでたりさすったりして、プラーナ(気)の流れを正常にして、自己治癒力を高めるのがマルママッサージです。
肉体的にも精神的にも負担の少ない、つまり、痛くないのでどうぶつ、特にシニアのワンコには最適な施術です。
ぜひ一度、お試しくださいませ　