うわー、前にブログを書いてから2ヶ月以上。
どうりで文章書くのがニガテになってたはずだわ~。ブログっていい訓練ですね。

さて、最近は、月の1/3ぐらい関東圏でお仕事させていただきつつ、ベースは引き続き広島県府中市。案件ごとに福山もお手伝いさせていただいてます。中心市街地活性化を取り巻く環境は目まぐるしく動いており、何と行っても最近の目玉は「経済産業省行政事業レビューにより戦略補助金廃止」。

文章を書くリハビリなので、正しい文章ではなく、超訳で最近の中心市街地活性化と戦略補助金についてまとめておきたいと思います。

はじまりはじまりー。

私の捉えてるイメージで、中心市街地活性化と戦略補助金を整理しますと・・・。
人口が減少していってる日本で、どんどん郊外開発を進めていくと、将来的に日常生活が不便な人が出てくるでしょ?郊外に人が流出して、今までのまちがどんどん使い捨てられていく。そうすると、郊外の方が固定資産税が安いから、税収が下がるし、遠くまで行政のサービスしないといけないから行政コストも増える。今までのような公共サービス提供するには、税金をもっともっと上げないといけなくなる。。。なので、できるだけ、これまで開発してきたまちの中に住みましょう。郊外の田んぼや山はそのまま残しましょう。そのかわり、これまで開発してきたところ、特にまちの中心地をもっと便利にしましょう!というのが「中心市街地活性化法」なわけです。(注:超訳ですからご容赦ください)

これを達成するためには、掛け声だけじゃ難しい。
だって、考えてみて?あなたが郊外の土地の地主さんだった場合、開発しちゃダメです!って言われても、自分の土地やし、好きにさしてもらうわ、って思うよねー?土地の使い道がなくなって、地価が安くなったら嫌よね。だから選挙があったたとして、「郊外開発はダメ」って人と、「土地は好きに活用していいです」って人がいれば、後者に投票するよねー。

なもんで、中心市街地活性化の考え方を普及するためには強力な「アメ」が必要だったんです。ほうっておいたら中心市街地は置き去りにされちゃう。だから、中心市街地活性化に取り組むまちで、中心市街地を商業的に活性化する事業には、国からいろんな補助金がでますよ!!!国のお金で有利に開発できますよ~と。この商業部門が戦略補助金です。最大2/3の補助金が出ることになってました。(住居とか公共施設の整備とかの補助金や優遇策も別メニューであります。)

繰り返しますが、戦略補助金の目的は、市場原理では投資が発生しない中心市街地に、投資を誘致する「アメ」となること、だったんだと思うのです。

ごくごく真っ当な政策に思えます。だって、「郊外の土地は開発しちゃダメです!」を市長や知事が公約にしたら当選しないもんね。だから、もう少し広い視点で政策をつくる「国」が担って当然のポリシーだと思うのです。

し・か・し。これを商業を活性化する事業としてのみ見ると・・・、いち地方都市のいち商店街のことなんて、国がとやかく言うこと??みたいなことになるわけです。そんなの、市町村の・・・、百歩譲って都道府県の仕事でしょー、みたいな。

更に都合の悪いことに、戦略補助金が始まって5年、これまで戦略補助金を採択された事業の成績が芳しくない。。。んも~~~、だから、廃止しなさい!!!ってことになっちゃったの。




長くなったので、戦略補助金がうまくいかなかった(成績が芳しくない)理由については、次のエントリーで詳しく。。。