さて、いよいよ、サボイ劇場・ミュージカルGYPSYです。
生イメルダ・スタウントンです!
月曜の夜の部、なんだか結構年齢層高めで混んでいます。
定価購入£32.5-の席。1階2階3階まであるうちの、2階の奥から2番目の列。かなり端っこですが、リストリクテッドVIEWではないです。結構、急な斜度のおかげで、むしろ前の人も邪魔になりません。
ってか、ここFREE WIFIのCLOUDがつながりました。
さて、GYPSY。
娘をスターにするべく奔走するステージママが主役のストーリー。(今回のロンドン版のトレイラーはこちら)
初めて観るミュージカルでしたが、なんと聞いたことのある楽曲で始まり、いきなり惹きつけられます。そして、大女優Imelda Stauntonが登場した瞬間、老若男女全員の観客が前のめりになり、場が一気に鷲掴みにされたような空気に。ロンドンローカルの人々も、Imeldaのこと大好きなんですね。
余談ですが、この”場が一気に捕まれる”感じ、以前ROHで吉田都が登場した瞬間のことを思い出しました。あのときも、こんな感じでした。これが、カリスマってやつなんでしょうか。
そしてストーリーも、冒頭から、ミュージカル”PRODUCER”を連想させる舞台上での軽快な舞台が始まり、展開もリズムよく早いので、飽きる瞬間がありません。
ってか、ストロボ照明を使っての、子供たちが、いつのまにか身長の高い役者に入れ替わっている演出は、見事でした。ほんとにビックリしましたよ。
GYSPY、舞台美術展開もストーリーも面白いです。一代記、結構濃い展開なんですけど、キャッチーな楽曲と、こリズムよい展開で、ずっとテンション高く観られます。
ってかってか、Imelda凄いです。
演技力がSUGOIのは映画で知っていましたが、歌もSUGOI、踊りもSUGOI。
SUGOI声量で、バンバン訴えかけてくるなんて、驚きました。しかも、長セリフもかなり滑舌も良くて、聞き惚れ&見惚れます。この年代で、こんなにミュージカル映えする女優って、、、、日本にいるんでしょうか???
歌よし、踊りよし、演技よし。
モンスターすぎる実力だと、逆に浮いてしまうのでは、、、というのも杞憂でした。なぜなら、他の役者もかなりイイんです。
子役の”想定内の”厭らしさとか、華やかなショービズ界にぴったりつきまとっている影部分とか、愛情とかが溢れているようなのに漂う違和感とか、そういう部分も察せられつつ、Imeldaの母親役のモーレツ感で疾走していく展開も好感です。
ストーリーよし、舞台美術よし、展開よし。SUGOI作品じゃないですか!
過去には、ベッドミドラーも母親役を演じているこの作品。ということは、母親役のパワー次第って気もしますが、Imeldaの今回の舞台、観られて、浴びれて、良かったです。
最後のシーンも、シンプルな舞台美術と演出が、好感度をさらに増量。
当然のように、スタンディングオベーションの嵐です。
意外だったのは、拍手の大嵐だったのに、1回幕が下がったら、一気に客が帰宅モードになったこと。これ、最近自分が観た舞台、このパターンが多いのですが、ロンドンで流行っているんでしょうか?あまり、拍手でひっぱらない的なこと?
でも、素晴らしかったです。客の引きは早かったですが、混雑の出口界隈では、賞賛の会話がいくつも聞こえてきました。
ふと振り返れば、光あふれるImeldaが。
なんか、SUGOIもの、観てしまいました。でも、観られて良かったです。
Imelda Staunton。この姿、しばらく日に何回も思い出しそうです。






