このイベントの存在を知ったのはほんとに偶然でした。
でも、横浜だし、遠いし、絶対無理だと思っていました。なのに、、、
偶然、日本で急きょ延泊することになり、訪ねることができてしまいました。
須賀敦子の世界展 in 県立神奈川近代文学館
なにがきっかけで、須賀敦子氏知ったのかは忘れてしまったのですが、(たぶん、タブツキ「インド夜想曲」の翻訳者としてだったような、、、)知って以来、ほとんど全ての著作を読んでいます。
関連都市として、ミラノ、ローマはもちろん、トリエステも訪ねたし、アッシジも訪ねました。
ちょうど学生の頃に知って、そして社会人として揉まれている頃に須賀敦子氏が亡くなって、、、とかなり鮮烈な存在感として僕の中にずっと生きている作家です。僕の10本の指、いや5本の指にもあげられる、作家として存在しています。
過去にも須賀敦子氏についてまとめられたムック本みたいなのは入手したことがあるのですが、こういう展示会は初めてです。
そんな展示会に、地球の反対側から訪ねることができて、かなり幸せです。
そんな展示会にて、おなじ目的(?)を持って訪ねて来ている人々と一緒に資料を見つめることができるのも、なにげに、幸せです。
全然仰々しくない催事ですが、実際の資料はかなり濃くて、じっくり丁寧に見ていたら、2時間半も滞在してしまいました。
印象的だったのは、須賀敦子氏直筆の手紙が多く展示されていたこと。
その筆跡とか、語り口調とか、初めて見るのに、なんだか期待通りのきさくさ、可愛らしさも察せられて、
染みました。
なんだか、もう、須賀敦子氏がこの世にいない、ということが、再び、信じられない心境になりました。と同時に、やはりこれからも、自分の近くにずっと存在していくような気もしました。
すごい縁だと思いつつ、今回の縁に感謝したいと思います。
インド夜想曲とか、、、当時は映画含めなんだかよく分からない部分とかあったのですが、今読んだらまた何か違うのかも、、、なんて思ったりもしました。
おまけ:県立神奈川近代文学館のカフェでは、”パート募集”しているそうです。無職になりそうな、この頃、こういう看板に敏感に反応する自分です。


