たまたまタイミングがあったので、当日ウェブでチケットを押さえて、行ってきましたカドガンホール。
上原HIROMI The Trio Project in Cadogan hall
と言っても、JAZZは全く知りません。HIROMIのことは昔、TV”情熱大陸”かなにかで観て印象に残っていたのですが、されど、1曲も知っている曲は無く、、、、素人以前の素人状態で、生HIROMIの超絶技巧を拝めたら御の字と、カドガンホールへ向かいます。
この頃、ロンドン中央にご無沙汰で、すっかり忘れていたのですが、やはり、日本人舞台には、日本人客多いです。
いざ、会場内へ、、、、って、自分でWEBで座席選んだのですが、完全なリストリクテッドビュー。
ピアニストがまるで見えないんです。HIROMIの超絶…を観に来ている、拝みに来ているのに。。。4段階ある価格帯の下から2番目だったのに、、、一番下じゃなかったのに。。。
と、そんな空気は会場スタッフも察していたのか、それともたまたまなのか、座席場所を案内してくれるおじさんが、ぽそっと「今日は満席じゃないから、もし空席があったら、そっちに移ってもいいよ。でも、そこに元々チケットを持っているお客が来たら戻らくちゃならないけど」と言ってくれました。
余談ですが、そのATTENTIVEなおじさん、僕を見るなり、「やぁ、昨日も来ていたよね」って。あ゛、、、、昨日は僕アムスにいたんですけど。。。もしや僕の分身がロンドンを闊歩しているのでしょうか。ならば、善行を積んでくれていることを願います。
WEBで座席を選んでいた時に、正面一番奥のゾーンは結構空席があったのを覚えていたので、早速、移動してみます。幸い、その後もお客はあらわれず、下から2番目(って上から3番目でもあるんですけど)の料金にしては、全然満足のいく視界です。
PIANO:HIROMI
ベース:Anthony Jackson(ニューヨークからだそうです)
ドラム:Simon Phillips(ロンドンからだそうです)
日英米同盟なんて、HIROMIさんなかなかやりますね!
冒頭から、ガツンとキレのある展開。
よーく見れば、楽器は3種類しかないのに、かなり分厚い曲(?)がグイグイ展開していきます。
先日観たベレゾフスキーさんの大きな体でさらさらと厚みのある音を出していくのとは対照的に、HIROMIさん、立ち上がったり、右ひざを持ち上げたりして、全身使って鍵盤に挑んでいきます。
1曲も知らないし、JAZZ自体も知らないので、全く中身のない日記で我ながら恐縮です。
でも、ちょっと想定していた像とは違いました。
もっと、霊が降りてきたかのように天女になって、光になっていってしまう(イメージ)のかと思っていたのですが、激しいながらも、きっちり弾き込んでいる風であり、ドラムやベースに意識を配っていたりしている風でもあり、なんだか、B型かとおもったらA型なのかも、と素人路線まっしぐらで思ったりしました。
大振りな動作とかも、でも、結構絶妙にコントロールされていて、決して出てくる音に悪影響があるわけではない、、、これって、JAZZ界の都はるみなのでは、という邪念まで浮かんできました。すいません。
そして、JAZZ。。。
ときに、色盲検査をしているかのように(スイマセン)、なんだか分からないながらメロディーフレーズが急に鮮やかに見えてきたり、
ときに、フラメンコのように、なんだか分からないながら3人の演奏者はピタッと強弱つけるところとか、息のタイミングとかが合っていたり、
ときに、曲が終わってもいないのに、ある部分になると、観客がワワワと拍手している風景が、まるで歌舞伎の見得を切っているふうだったり、、、、
すいません、、、
なかなか興味深かったです。
1つだけ不思議だったのが、もしかして、この音、アンプ通している?と感じたことです。実際通してないのかもしれないので、あくまで初心者的疑問なのですが、ピアノ、ベース、ドラム合計3個しかなくて、ホール自体もそんなに巨大ってわけでもないのですが、もしかして、アンプ通してるんでしょうか?
実は、先日のベレゾフスキーの時も舞台にいくつかマイクが設置されていて、何でなんだろう、と思っていたのです。連続体験だったので、ちょっと気になりました。
休憩挟んで2時間。ほんとに1曲も知らなかったのですが、居眠りすることも、飽きることもなく、魅入ってしまいました。
JAZZって、勝手なイメージで、高級ホテルのBARとか、老舗JAZZクラブとかで、しっとり聴くものだと思い込んでいたのですが、こういう発表会スタイル(すいません)っていうのもあるんだと知っていい経験になりました。
HIROMIさん、これからも日本から遠いところでぐいぐい活躍されることをお祈りしています!




