Queen Elizabeth II by Cecil Beaton | 日々是好日

巷はイースターホリディだそうで。なのに、うちの大家さん男女とも何だか全然外出しないで、、、掃除したり何かしたりといつもキッチンまわりにいて、、、結局お湯を沸かすのもためらわれるので、外出することに。


V&Aで開催中の王室写真家Cecil Beatonによる女王写真展 に行ってきました。


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(ちなみに、どうでもいい情報なのですが、家から1本でサウスケンジントンまで行ける#70バスの存在を最近発見。かなり遠回りルートではあるのですが、overground開拓中の倹約な身としては、かなり活用したい路線です。)

日曜日&イースターホリディ真っ盛りということで、当然ながらV&Aの有料催事チケット売場もかなりな行列。。。だったのですが、並んでいたら、ひょろっと係のオネイサンにこっちでも発券してあげる、と言われて、すぐに購入できました。(※写真展入口の仮設カウンターのPCでも発券できました)


”エリザベス”と聞くと、白塗りのケイトブランシェットを連想してしまう位、英国王室には特別な興味も知識も無いのですが、されど女王。セシルビートン(この方、ハリウッドセレブの写真のみならず、マイフェアレディの衣装デザインも担当しているそうで)が王室写真家として1939~1968年に撮影した女王を中心とした写真が展示されています。あ、戴冠式のカラー映像とか、女王からビートンさんへの感謝の直筆手紙とかもありました。

イメージ戦略としていろいろな修正加工を加えていたそうですが、エリザベス、どの写真もとても魅力的です。威厳があって、存在感があって、でも、共感をよびそうなリアル感(エリザベスの直筆手紙に、”real peopleに撮れていてありがとう”という一文がありました)もある。エリザベスが凄いのか、セシルが凄いのか、とにもかくにも、素人の僕ですら、ぐっと見入ってしまう”何か”があります。ま、今回の催事でも広告として使われている戴冠式の肖像写真は、よくよく観ると、背景含めかなり頑張った工夫がねじ込まれている感もしないではないですが、今の今観ても、一瞬で”なんか素敵だ”と思わせる力は、流石だと思いました。


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デジカメなんて無い時代、いろいろな苦労やプレッシャーもあったことと思います。が、2012年の今、こうやって何十点もの肖像写真を見ても、回顧という感じがしないのは、凄いです。


ちなみに、写真展は、女王のお母さんQueen Motherから始まり、チャールズ王子の子供時代とか、アン王女の赤ちゃん時代(目をパッと開かせるためにいろいろな苦労があったとか)とかとか、あと少しだけエディンバラ公爵フィリップ、そしてご親戚関係とかがあるのですが、Queen MotherとElizabethはとってもオーラがあるのに、その他の方々は、それなりに撮られているような気が、ほんのりと、するのは、たまたま、気のせいでしょうか。


それにしても、こんなに存在感のあるElizabeth女王が長年オーラをキープしている(んですよね、今も、きっと、いや絶対しているはず、だって、チャールズ王子、微妙だし)のには、エディンバラ公爵フィリップの忍耐強さなのかも、、、と勘繰って、ちょっと検索してみたら、凄い量の失言が出てきて、びっくり。


さて、最後の部屋の手前では、セシル本人の肖像写真とかがあり、何だか、あれれ(?)な香りもただようのですが、そこは流石のエリザベス。シンプルなダークコートに身を包んだ、確か68年のナショナルギャラリーでの写真展でのハイライト写真でビシッと締めくくってくれました。


小規模な催事ではありますが、1点1点丁寧に観ることができて、想像以上に満足してしまいました。もうすぐ、即位60周年。そんなタイミングで、ロンドンにいられるのも、何かの縁として、ありがたく感謝したいです。


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