「スリ」 | 椅子車じゃおかしいですか?

「スリ」


「スリ」(Pickpocket 1957仏)


ロベール・ブレッソン西端110年 wowowにて5本上映の1本


椅子車じゃおかしいですか?




スリという行為に理想や生きがいを求め、逮捕・更生を繰り返しながら寡黙に世間を遠ざけるように生きる青年の話。スリを働くシーンでは「ここまでするか」のごとく描写が細かく、演じる役者は素人で無表情、無感情、無抑揚に演出させ、かえって物語を引き立てている。

75分の映像を観るたびに新鮮さを覚える。

音楽もほとんどなく「苦手」にする人が多い種の映画だと思うけど「するめ」のように実に濃い映画。

しばらくHDに残してもう少しじっくり観てみたい、また違う感想をおぼえることだろう。







スリルを味わいたくて「スリ」を始めた人の中に「これ観たからでしょ」っていいたくなるほどスリシーンは細かい。もちろんスリ行為は犯罪ですよ!