「オーケストラ!」 | 椅子車じゃおかしいですか?

「オーケストラ!」

「オーケストラ!」(Le concerto 2009 仏露)



wowow「フランス映画が観たい!」のエントリー作品。



今年の5/14放送のものを録画。観ていない映画で自分の中で「Go!」がでる映画はとりあえず観る、これが僕のスタンス。

それでも、期待度は低くただ「メラニー・ロラン」が出演しているという理由で今回優先して観る機会を得た映画(ローカルの意味で)







民主化後のロシア、名門「ボリショイ交響楽団」をあることが元で30年前にクビになった元ボリショイ交響楽団のマエストロで今はボリショイ劇場で「落ちた」楽団を嘆きながら盗み見する清掃員アレクセイ。現支配人にこき使われる日々。
そんなある日、支配人の部屋を掃除していたときFAXが送られてきた、それはフランス・パリ「シャトレ座」からボリショイ交響楽団を招致したとの内容だった。


アレクセイはそれを見た瞬間、取り付かれた様にまず「熱烈共産主義信望者」の元団マネに話を持ち込んで賛同を得て、「昔の団員」を探し出し現交響楽団を出し抜くことと、昔の栄光を取り戻すべく奔放する。そして「シャトレ座」で演奏する上で演奏曲を「チャイコフスキー、ヴァイオリン協奏曲」、ソリストに有名若手ヴァイオリスト「アンナ=マリー・ジャケ」を指名し「競演を」契約の条件にする。



団員探し、スポンサー探し、パリへの道中、パリ滞在時、パリで「亡命ぐせのある」再度団員探し、それによるリハサボタージュ、アンナ=マリーとのトラブルと30年のブランクを感じさせるドタバタが続くが、その間にかつて団員に「プリマドンナ」的ヴァイオリストの夫婦がいたことをほのめかしていく。そのこととパリとの関係。 


いよいよ演奏当日、リハを行わなかった楽団のスタート、オンタイムに楽団がそろわない始末、失笑が当然の滑り出し。

昔聞いた「伝説のマエストロ」とはいえ、あまりにも「プロ」を感じないことで一度は出演を見合わせようとしたアンナ=マリーだが、いざ競演してみる、自身の演奏とともに「凄み」を出してきたにせもの楽団、まさに「ひとつ」になり「シャトレ座」観衆を魅了する・・・






ソファに寝そべって観ていたがラスト15分、涙が溢れてきて流れ落ちた。


ただただラスト15分、アレクセイがパリへ来た理由、団員も理解し、アンナ=マリーも理解する。
ユダヤであるがゆえ、共産党独裁時代であるがゆえさけられなかった事実。チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲もいい! 音楽映画としてもグッド!ーーーーーーー!



「スクリーンで観たかった!」こんな感情がまず沸き起こった。



こんな感情が年数回ある。 この手の映画に意外と弱い。



これは自分的にぜひ観てほしい、そう思えた映画です。




それにしてもメラニー・ロラン、美しい素晴らしい!


フローラン・ダバディ曰く「若手女優ではマリオン・コティヤールと双璧」とか。

うなずけるが、ここにぜひ「エヴァ・グリーン」が入ってほしかったな(ノ_・。)
最近、活動聞かないけど・・・




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