ウディ・アレンの夢と犯罪 | 椅子車じゃおかしいですか?

ウディ・アレンの夢と犯罪

寝付けないときは映画を観るに限る!


「ウディ・アレンの夢と犯罪」


$cassandra dream


WOWOWの「ミニシアター最前線【恵比寿ガーデンシネマ編】」から。



昔、恵比寿ガーデンシネマの近所に住んでいてよく通ったっけ...

ここで観たものは「ショート・カッツ」「スモーク」「デッドマン・ウォーキング」くらいしか覚えてないけど4年ほど通っていろいろ観た。こんど過去の作品でも思い起こそうかとしてももう無理なのか、「恵比寿ガーデンシネマ」は今年の1月に閉館したそうだ。時代の流れなのか、個性的なシアターがなくなるのは残念、それはそれは良き思い出です。


今は跡地で「K-POP」の発信地として「K THEATER TOKYO」に生まれ変わったそうだ。

・・・そうなんだ、でもどうなんだろう? K-POPを否定はしませんがまったく興味ないです。J-POPもないけど。





ウディ・アレンの夢と犯罪、ウッディ・アレンの1.【マッチポイント】2.【タロットカード殺人事件】に続く「ロンドン3部作」の最終章。


野心家の兄と、ギャンブル狂の弟、おのおのが抱える問題を解決するべくロンドンに訪れていた資産家の叔父の元へ出向くが、それならと叔父がトラブルを抱える相手の「殺害」を依頼され…


映画冒頭で、金がないのに格安中古の小型クルーザーを弟のあぶく銭で購入、そして女達を乗せて出航。

ここで、弟が「人生は最高」って誰の台詞か分かる?と聞く。 

兄:「さあな」

弟:“俺たちに明日はない” クライドが言う、「人生は最高!」

兄:「結末は悲劇だ、ハハハハッー」


ここで複線がビシッと張られた。
「どんな悲劇の結末があるのだろうか?」と想像を駆り立てられ、「実行」してからの「代償」は二通りの受け止め方となり、最後まで楽観的「兄」と悲観的「弟」と描かれ、結末でふたたび交錯する。


コメディ要素は一切なくが、(ユアン・マクレガーとコリン・ファレルの役どころのはまり具合は微笑ましい)ウッディ・アレンの「カメラワーク」は存分ではないが生かされている。またそれはウッディ・アレン的「ユニーク」であって健在。全作品観てないからこの辺は個人的主観だけど、「ロンドン3部作」からはこれまでのアレン作品とはまた違った「ウッディ・アレン」が見られるんじゃないかな?でもやはり「興行成績」を重視したつくりではないから「通好み」にはなってしまうけど。






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