今回のテーマは「癒し」



現代はストレス社会だという。


確かにストレスだと思うことは多々あるような気もするが、


じゃあ昔の時代はどうだったのだろう??



僕が思うに、原因はいくつか挙げるならば「自由化」「情報過多」「甘え」などだろうか。



まあ一言で言うならば「甘え」だろう。



今も昔もそれなりに苦労したり、悩んだりする事はある。



時代が変わっても人はそんなに変わらないし、大昔の人全てがストレスがないなんてありえない。



今は仕事や色んなコミュニティーにおいて上下関係が割りと「自由」になり、


テレビや雑誌、インターネットなどでストレスに関する「情報」や他人の生活レベルがよく分かってしまう。



つらい時ほど他人と比べたがる我々は自分がつらい時ほど、他人が楽な時だけを見て羨む。



しかし楽だけで生きている人などどこにもいないだろう。



暗闇を経験するからこそ明るいところが「明るい」と感じることが出来るのだ。


不自由だから自由を感じることが出来る。



何事も対極にあるものは存在していて、どっちかだけでは存在できないのだ。



ということで、



ストレスがあれば、もちろん癒しもあるのだ。



ヒーリングミュージックを聴いたり、体を動かしたり、おいしい食べ物を食べたり、仲間と何かをしてみたり。



なにごともストレスだと悲観せずに、その後の癒しを存分に楽しむための助走だと思えば。













 今回のテーマは「影響」



誰かから何か見たり、聞いたり、感じたりした時に、自分にも欲しくなったりしたことはあるだろうか?



おそらく、本当に自分自身だけの思考回路で構成されている人はいないのではないだろうか。



小さい頃から周りの人たちと共に影響されあいながら成長していくのが人間というものだろう。



それすらもないなんて、動物かロボットだ。



人間には他の生き物にはないキャパの思考回路がある。



だからこそ余計なことをたくさんしたがるのだから。



僕は昔から何かと影響を受けやすい、感化されやすいのだ。



思春期の時はそれが嫌な気がして、自分という「個」を前面に押し出そうとしていたような気がする。



音楽や、ファッション、趣味、何でもオリジナリティーが欲しかった。



そのクセ仲間と何かをするのは楽しくて、仲間から影響されたことも多々あるのに。



今は、わざと人に影響をされるようにしている。



年齢を重ねると共に、色々な知識が入ってきてしまって首を突っ込まなくとも大方の見当がつくようになってしまったのだ。


昔のように好奇心だけで動けなくなってしまっている自分を無理やり動かすように、



アンテナを張りなおしてみた。



影響を与える側ではないので発信することはあんまりないのだが、受信をどんどんしていきたい。





今回のテーマは「perfume~dream fighter~」


またもや登場のperfume。


今回は自分が興味を持つきっかけである曲を紹介しましょう。



この曲は割りとPerfumeの中でもアツイというか、変わった曲である。


テクノの流れを汲み、エフェクトボイスであるがゆえに声自体も楽器の一部として捕らえる


中田サウンドは歌詞が存在はするものの意味を深く味あわせるようなものではなかった。



この曲をはじめて聴いたときは、歌詞の意味がしっかり伝わってきてオシャレや洗練された感じとはちょっと違っていたが、ロックをメインで聞いていた自分としてはしっくり来るものがあったのだ。


そして以前にも触れたようなPerfumeの歴史を知っていくにつれて、


曲とヒストリーがカブってよりいっそうの感情移入を促す。



歌詞の一節を紹介しよう。



「最高を求めて 終わりのない旅をするのは


きっと僕らが生きている証拠だから


現実に打ちのめされ 倒れそうになっても


前を見て歩く Dream fighter」



どうだろう?



言葉だけでみるとだいぶ青い感じがするが。



この曲は是非、ライブやライブ映像で見ていただきたい。



出来れば、その前にPerfume自体の歴史を頭に入れておくと、



なお良い。




カップリングで収録されている「願い」という曲もあるのだが、


こちらはスローバラードで、珍しくダンスなしのしっとりと聞かせるタイプの曲である。



ともに名曲であり、Perfumeを知る上では避けては通れない2曲だ。