今回のテーマは「成長」


といっても、子供の話である。



ウチには4歳と3歳の男子がいる。



大変分かりやすくて、しつこい奴らだ。



自分の欲求にとても素直で、動物的とも言うべきか。



2歳くらいまではホントに犬とか猫とかと同じような感覚であるし



そう思って接していた方が上手く共存できる。



もうさすがになんやかんや喋るようになって、とにかく意思表示が激しい。



それが面白くもあるので良いのだが。




時より思う。


良い親とはどんなものか。



子供にとってはもちろん優しいに越したはないだろう。


だが親からしてみればそうはいかない。



そしていつ結果が出るのか?


自分は親としての責務を果たせたのか。



20年30年先に幸せになりたいなら、今は厳しい方が良いのか。



ここら辺の話は、教育者などの専門家あたりに聞けばすぐにアドバイスをくれることだろう。



しかし出来るだけ、その手のことは無知でありたい。



相手は生き物だ、説明書を読んでマニュアル通りにすれば済む話ではないと思っている。



先生はそれで構わないのだ。なんせ何十人という子供たち、何年もの間教育に関わらなければいけないのだから、


ある程度の手引きがなければやってられないだろう。



親は違う。



その子を本当に分かってあげられる唯一の存在なのだ。


マニュアルなんかに任せてたまるか。



その親を一番分かってくれるのも実は子供かもしれない。



どんな人間になるのだろう?



そして自分たちもどんな親になるのだろう?



期待して日々を過ごそうと思う。




 今回のテーマは「金木犀」



今の時期になると、道を歩いているとどこからともなく香ってくる。



僕は金木犀の匂いが好きだ。



甘ったるくて、長い間匂うとちょっと気持ち悪くなる。



一年の間で今、この時期しか咲かない、木の大きさの割には小さすぎる花たちと、



ほんの数週間しか出会わない懐かしい香り。



ずーっと匂いをかいでいられないところが素敵ではないか。



セミだってそうだし、自然界は何でこうもいさぎが良いのだろう??



ヒトはいつも常に輝きたがるし、止まることを許さない。



いや、輝き続けているヒトもごく一部か。



栄枯盛衰はどの世界にもあって、それゆえ皆いつか光ることを待ち望む。



そのいつかの為に、努力し、苦労もする。



怠れば時期は延びて遅くなるし、まさかもある。



ヒトによって光の明るさは異なるだろうけれど、いつかは照らされる日は来る。



不思議なことに照らされている本人はその事に大抵気付かない。



だからこそ「いつか」が待ちどうしいのだ。




人生は平らなままではいられない。気付かぬうちに坂を下り、穴に落ち、這い上がって坂を上る。



時には空を飛び、海に沈む。



コレが人生であり、面白いのだ。



スーパーマリオが土管もなく落とし穴もなく、クリボーやノコノコもいないステージなんか面白いはずがない。



クッパがいなければ頑張る理由がないのだ。



平らで障害物がなければ最速でゴールできるだろう、一瞬のうちに。



金木犀もスーパーマリオも我々人間も、それぞれの光を求めて旅をする。



金木犀は今。この瞬間が今年の見せ場。



だから僕は思いっきり吸い込んでパワーをもらう。



自分はいつだろう?



必ずいつか。

今回のテーマは「振り返ること、前に進むこと」


皆さんは迷った時どうするだろう?


無理やり前進していくか、


それとも立ち止まって辺りを見回すか、


引き返して違う道へ行くか。




道路の話ではありません。




心の中の話です。




どれが正解かは、分かりません。


その時は正解でも、長い目で見たら間違っていることもあるでしょう。


その時は非難されても後々よかったと思うかもしれません。




それは自分で決めれば良いこと。



過去にすがりすぎると、美化して前に進めなくなるし、


前を見すぎると足元は見えないし。



本当に迷ったら止まれば良い。



この道は自分の道だけど、いろんな人がすれ違う交差点でもある。



そこには方向を指してくれる人や、一緒に立ち止まって話をしてくれる人もいる。



自分以上に迷ってる人もいたり、走ってる人、ゆっくり自分のペースを守る人もいる。



本当に一本道の一人ぼっちなんて絶対無い。



だから、止まってみる。



周りを見て現在位置確認。



何が良いかは分からない。



ハッキリさせたい人もいるだろう。



「じゃーどうしたら良いの??」



自分で決めなさい。



自分の経験したことが全てで、本当のこと。



グレーで曖昧で、ハッキリしない。



基準なんて無い。



それでも時計は動くし、地球は回る。



クイズ番組みたいに正解しないと先に進めないなんて事は無い。



強制スクロールだから。



だから自分を信じて動くんだ。



答えはいつか出る。



自分を信じ続けることが出来れば正解。



自分を信じることが出来なかったら??



それは分からない。



さて、これからどっちにいこう??