市ヶ谷物語 -618ページ目

フット・イン・ザ・ドア・テクニックを体験した

みなさんはフット・イン・ザ・ドア・テクニックって知ってますか?


知識としては知っていたんですが、体験したこともあります。

大好きな笹倉鉄平の絵画展に行った時の話です。


フット・イン・ザ・ドア・テクニックとは

訪問販売員の初歩的な技術の1つに、「承諾」を誘導する技術があります。

この技術の本質は、容易な行為を行うことに 同意(実行)したならば、
その後大変な行為も承諾する可能性があるというものです。


販売活動で よく使われる技術ですが、
販売員は、商品を購入する気持ちのない主婦に、
最初は「あいさつ だけでも・・・」と玄関に入れてもらえるように頼みます。


よくナンパで、「友達待ってる間の5分だけでも。。。」というのありますよね。

そうそう、アレです。


その「5分だけ」を受け入れれば(小さな承諾)、

次の機会に商品購入の同意(大きな承諾)が得られやすくなります。


もちろん実際はそう簡単には行かないので、
細かい承諾を段階的にたくさんもらうんですが。。。。

訪問販売員はそういった販売のテクニックを身につけています。
上手く丸め込まれないように、十分ご用心を。


そりゃあ、生きていくのに絶対必要、というわけではないのに、
値段が100万円もするものを買ってもらうわけですから、
凄腕なのは当然といえば当然なんですけどね。
 
知っていてもこのテクニックを極めている人に当たると、
見事にのめりこみますよ。。。
気をつけてくださいね。


このテクニックは、悪用するととんでもないですが、
普段のコミュニケーションにもすごく応用できるので、
だまされたと思って、使ってみてください。