「OSの書き換え」の一例:自分の才能の使い方 | 日記帳とペンと内なる天使    

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メンタルヘルスコンサルタントの弘恵です。

札幌と東京の二拠点で活動しており、日常での気づきや体験などを綴らせていただいております。

「OSの書き換え」の一例:自分の才能の使い方


本来の望ましい生き方とは、とてもシンプルなはずです。

自分の「好きなもの」を自分で大切に育てていき、それが自分の「才能」になっていく。


そして、それが誰かの喜びにつながり、喜んでもらうことで自分自身が満たされる。


「もっと良いものを作ろう」と自然に成長したくなり、さらに喜ばれる。


そんな温かい循環の中にいることができたら、とっても幸せなはずです。


しかし、なぜかそれとは全く「逆」のことをやってしまうことがあります。


自分よりもすごい人を見ては勝手に立ち止まり、自分の才能の成長をストップさせて、余計に惨めな気持ちになりにいってしまう。


自分の中に何か才能ややりたいことはあるはずなのに、自分への信頼はゼロ。


何をするにも他人の目が気になってしまい、純粋に楽しむことができない。


自分で自分を窮屈な鳥籠に閉じ込めているような、そんな身動きの取れない状態です。


これについて、「OSの書き換え」をしてみました。


「OS」は人によって名称も形も特徴も意味合いも異なるので、ここでは一つの例として挙げます。

ある方の場合、この現象は、

【他者と比較して絶望し、才能が窒息し、人目で自分を監視して自己信頼がゼロになるOS】

によって起こっておりました。


このOSは、自分の内側にある「純粋な好きや才能」を愛でて育てることを硬く禁じ、常に外側の「自分よりすごい人」と「自分」を比較して勝手に絶望し、人目を気にする過緊張によって、すべての楽しさを抹殺するというものです。



⭐️このOSの4つの特徴

①「すごい人」を基準にして、自分の才能を自らへし折る

自分よりも遥かに進んでいる人や、世間でトップクラスの人をわざわざ見にいっては、「あのレベルに達していない今の私の才能なんて、出す価値がない」と即座にシャッターを下ろします。

育てる前の「小さな芽」の段階で自ら踏みつぶし、成長のプロセスそのものをストップさせて、「ほら、やっぱり私は惨めだ」という「どん底ストーリー」を完成させます。



②「望ましい循環」を拒絶する

このOSによって、「好きを育てる ➡ 誰かの喜び ➡ 自分が満たされる ➡ さらに成長する」という望ましい循環を、脳が全力で拒絶するようになります。

なぜなら、旧OSにとってこの循環は「地味で退屈な世界」に感じるからです。

というのも、この方には「過去に自分を攻撃してきた人たち奴らを見返したい」という強めの欲求があり、「どん底から這い上がって、過去の人たちを一気に追い抜かして、大逆転して、誰もが羨むような理想になること」がしたかったのです。

なので無意識にこの幸せな循環からわざわざ自分を力ずくで引き離していたようです。



③才能があるのに「自己信頼ゼロ」

このOSによって、「私には確かな才能があるはずだ」という直感をどこかで持ちながらも、それを信じる気持ち(自己信頼)が完全に0になります。

というのも、これまでの経験や、周囲の人を観察していくうちに、「中途半端な才能を世に出したら、笑われて生贄にされるかもしれない」という恐怖が生まれました。

「それなら、最初から出さずに、自己信頼は0のまま隠しておく方が安全だ」と、自分を押さえ込んだようです。

押さえ込むためにこのOSを入れたのです。



④すべてが「人目の審査」の監視下にあるため、何をやっても楽しくない

このOSがあることで、何かを作ったり、行動したりするとき、意識の矢印は「私が楽しいか」ではなく、「人からどう見られるか(変なもの、安いものだと思われないか)」に向きます。

常に脳内で「世間の観客」から常時監視されている状態(過緊張)なので、純粋にリラックスして「楽しい!」と感じるセンサーが完全に麻痺してしまいます。


🖐️OSをとっていく

このOSを取ります。
OSを取ることで、さらにOSの特徴が見えてきます。

才能ややりたいことはたくさんあったのですが、これらを全然育ててこなかったようです。

何かをやり始めても、急に人目が気になってソワソワしてしまうからです。

とにかく人目が気になりました。

途中で辞めることばかりをして、いつも目がキョロキョロして、呼吸が浅くてできなかったというものです。

これが「細長い鳥籠」のように見えます。

動ける範囲は「上下だけ」で、ほぼ監獄状態です。

鳥なのに飛ぶことができませんし、翼を広げることもできません。

こんな狭い中では、羽を痛めてしまいます。

今回のOSは、「このゲージの中だけで生きなさい」というものです。

そして「ゲージ」=「みんなに見られているからね(監視)」というものです。

ゲージは周りが見えますし、周りからもゲージの中が見えます。

壁があるわけでもないので、四方八方から自分の姿も、周囲の姿も見えていて、でも体は自由に動かせません。

このゲージの中にしか選択肢がなく、鳥であれば「飛び回ること」が当たり前なのに、飛び回ることができませんでした。

そしてこの中で、この状態で、自分のできることを考えてきました。

しかし、狭すぎてわからないのです。

このOSはこの方が自分で入れたもので、OSを入れる理由である契約書を見ると、「無闇に騒ぐと、怒られる」とあります。

「怒られるかどうか」が重要だったようです。

叩かれることと、非難されることがいちばん怖くて、それをされないことが一番大切になっておりました。

なので、「ゲージの中は狭い」ではなく、「ゲージの中にいるから守られている」と思い込んでいたのです。

また、悩みは「人目が気になること」であり、「飛べないこと」は悩みにもなっていませんでした。

ゲージこそが恐怖から守ってくれているものになっており、飛べなくても安心、となっていました。

もっというと、この方にとっての「才能」とは「死」だと思っていて、だから怖いのです。
そんな中で「自分にもすごいものがあるはずだ」と思っていて、ゲージの中で探して、この「矛盾」がすごくありました。




✨新しいOS

旧OSをとったので、新しいOSを出します。

新しいOSをその方のハイヤーセルフからもらうと、「言葉」と「イメージ」できました。

言葉:「周りをうまく使う」

意味は、「自分の行きたいところに行きながらも、周りをうまく使う」という意味です。


イメージ:「亀🐢」

亀が人間にたわしで甲羅を磨いてもらっている様子です。

場所は「外」で、磨いてもらった後は池に入り、自由自在です。

亀は自分で自分の甲羅を磨くことができないので、人をうまく使っています。
人のところに行けば、やってくれるのです。

磨いている人も、嫌々ではなく嬉しそうです。

ここから、新しいOSの名前は、


【自由自在な自己表現と、自分の弱さを開示して、他力を信頼し、循環していくOS】


この意味は、

一人で完璧になろうとして周囲の目を恐れるのを完全にやめて、自分の苦手なことやできない部分は素直に開示して周囲のサポートを頼る。


それにより、自分は本当にやりたいことに伸び伸びと集中し、周囲との温かい信頼関係の中で共に喜びを循環させていく。

というOSです。



⭐️イメージの意味

「たわしで甲羅を外で磨いてもらっている亀」の意味

この亀は、「外(人目のある場所)」にいるのに、受けているのは監視ではなく「たわしで優しく綺麗にしてもらう」という愛のサポート(他者からの好意)です。

人目が「恐怖」から「恩恵」へと180度ひっくり返った様子です。

また、亀は陸の上ではのんびり等身大ですが、いざ自分のテリトリーである「池(才能の世界)」に入れば、誰よりもスイスイと自由自在に泳ぎ回ることができます。

そして、亀は自分の手の構造上、自分で自分の甲羅を磨くことができません。

この「できないこと(弱みや隙)」があるからこそ、周りの人が「やってあげるよ!」と喜んで寄ってきてくれるのです。

弱みを見せたら殺されるのではなく、弱みを見せるからこそ愛され、磨かれるという真実が、このイメージが表現しています。




🤝言葉の意味:「周りをうまく使う」

才能(ピカピカの甲羅)を磨いてくれる周囲の人は、義務や嫌々ではなく、「喜んであなたのところに集まってきている」のです。

つまり、才能を発揮することは、周りの人にとっても「喜び」であり、誰にも1ミリも迷惑をかけていません。

そしてこれまで(旧OS)は「自分の力だけで一番にならなきゃ居場所がない」と自分を追い詰めていました。

しかし新しいOSでは、「私は甲羅を差し出すだけ。あとは周りにうまく磨いてもらおう!」という、良い意味での降伏ができています。

このような意味で、この方に新しいOSを書き換えました。



今回は一例として、ある方の「OSの書き換え」の内容を載せましたが、

この「才能の循環」に関しては、当てはまる人もいると思います。

しかし、それぞれ違う経験を経ているので、旧OSの名前も、形も、特徴も、そして入れるべき「新しいOS」も異なります。

気になる方はぜひ「OSの書き換え」を受けてみていただけると嬉しいです。


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