「ネック」はそれだった。 | 日記帳とペンと内なる天使

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メンタルヘルスコンサルタントの弘恵です。
日常での気づきや体験等を綴っています。
根本解決のために数々のセッションや自身の日々の出来事や経験を通し毎日研究中。どこにもない唯一無二のセッションをしております。

昨日は父と久しぶりに会ってきました。

滅多に会わないので、年に一度合うか会わないかなのです。

 

 

 

用があって呼ばれて会いに行ったのですが、いろんな話になり、その中で、身内の話やお金の話になりました。

 

 

 

はっきり言って耳を塞ぎたくなるような内容で、そういえば18歳まで一緒に住んでいるとき、こんな話をよく父に聞かされていたなぁと。

 

 

 

内容は、

「誰々が金目当てで俺のところに近づいてきて〜」

「誰々がお金を騙し取っていく」

「あの女は金目のモノを持っていく」

「貸した金を返さない」

「アイツはずるい。汚い」

「金を貸してくれ、と寄ってこられる」

 

 

・・・とかそんな内容。

過去の話ばかりだったけど。

 

 

 

 

うわ・・・。

久しぶりに聞く父節だわ。。。ヽ(;´Д`)ノ

 

 

 

まぁ、父は人を騙すというより騙される側の人間なのですが、

「俺はお人好しでよ。いっつも被害者だ」

と言うんです。

 

 

 

あれ。

私にしてきたことはなかった事になってる?笑

 

 

 

まぁね〜そんなもんかぁ〜。

今更求めてないけど、求めるだけ無駄。

 

 

 

 

(自分のしてきたことを綺麗に棚に上げて)被害者のままでいたい人って割と多いもので、特に私の親世代には多い。

 

 

 

そうやって悲劇の主人公になってるんだよね。

で、何度も何度も懲りずに同じ失敗を繰り返す。

 

 

 

 

帰り道、どうして父の周りには、お金をくすねる人間とか、騙すような人間、だらしがなくてお金を貸してくれってせびる人間がいたのかなと考えました。

 

 

 

 

私はお金にだらしのないような人間は大嫌いなので、そばに一人もいないのが現状です。

これはずっとそう。

もしかしたらいるのかもしれないけど、私の前ではその顔を出さないですね。

 

 

 

この差ってなんだろう。

どうして父は懲りずに、お金にだらしのない人と付き合ってはお酒を飲んで恨み節を繰り返し、また付き合って・・・とこんな現象が起こってきたのか。

 

 

 

「お人好し」・・・まぁ、それもあるのかもしれない。

でも、それだけじゃない。

 

 

 

父の周りにはいつもこんな人がいて、何かこう・・・目の奥が厭らしい感じで、子供の頃から嫌悪感があったなぁ。

でも、「嫌だ!」という態度を出せば嫌がらせをされるので、出さないようにしていたけど、バレていた。

 

 

 

父は、4歳の頃実母が家を出て、それから後妻が二人来て大変な苦労の多い幼少期だったらしい。

 

 

 

「だから俺は絶対に離婚をしない」

と決めていたのに、私の母が出て行き、離婚を余儀無くされ、小さな私を抱えた状態で新しい奥さん、のちに私の継母になる人と結婚し、

 

 

 

生活しているところに私の母が横からまた入ってきてたことで継母と父は毎晩揉め、継母の恨みは一気に小学1年生の私に向いていたわけです。

なので継母のいじめたるや、相当なものでした。

それは小学6年生まで続きました。

女の嫉妬、恨みの憎悪を一身に受けたんですけどね。

 

 

 

話は戻り、

帰りの車の中で、父の周りには、どうしてお金にだらしのない人や、「お金を貸してくれ」という人、騙す人、お金をくすねる人が多いんだろうと考えました。

 

 

 

そんな人間、スパッと切ればいいのに、切らない。

いつの間にかスナックのカラオケで一緒に歌ってご機嫌で帰ってくる。

子供の頃、そんな人の目の奥が気持ち悪くて。

今思えばその人の波動を読んでいたんだろうなぁ。

 

 

 

う〜ん。なんだろ。

どうして父の周りには・・・。

 

 

 

そうか!

 

 

 

「寂しさ」だ!

 

 

 

寂しいから、切れない。

寂しいから、また「お金かして」ときても、貸してしまう。

おだてられれば、図に乗ってしまう。

頼られたら「いいよ」と言ってしまう。

 

 

 

 

人をその行為で判断すればいいものを、寂しさから断れない。

カラオケスナックに誘われて、一緒に歌っておだてられて、頼りにされて、いい気分になってお金を貸してきた父。

お金回りのいい時は特に。

 

 

 

 

人の「寂しさ」に目をつけ、付け狙ってくるんです。

そうゆう話はどこにでも転がっていますね。

寂しいから、そばにいてくれたらどんな人間でも嬉しく感じ、そして利用されて行くんです。

ちゃーんとサゲは見ています。弱点を狙っています。

だからあんな目の奥だったんだよね。

 

 

 

 

私の周りにはお金にだらしのない人間はいないけど

「私は友人ができない。できてもまた離れていく」という思い込みがあった時は、友人ができるたびにその話をしていたなぁ。

 

 

 

 

そして、付き合いが長くなるとその友人の目の奥が「友達がいないんでしょ?」と語っている。

バカにした目をしているのが伝わるんですね。

で、ことあるごとに「私の友達がぁ〜」とこれ見よがしに言われ、チラチラっと私を横目で見る、ということがありました。

 

 

 

「どうせひろさん、友達がいないんでしょ?w」

そう言いたげに。

 

 

 

そういえば、よく友達が家に大勢来ているのを見せられる、ということがあったっけ。

どうして友達の数の自慢をするのかわからなかったんだけど、私の寂しさを見抜いてのものだったんだね。

 

 

 

今の私は、一人が好きだけど孤独は嫌いってやつ?です笑

多くのアゲはそうんなんです。


 

 

 

この仕事をするようになって、徐々に友人を求めるのを辞めました。

そんなことよりもやりたいことがあるから。

今の私、友達全然いないよ〜w

ゼロではないけど、ほぼゼロに近い数。

 

 

 

一昨年に一気に裏切られたということをきっかけに、そうゆう人は見事に一掃されましたし。

あれで価値観がかなり変わりました。

 

 

 

「寂しさ」というものを持っていると、そこは心の傷になっているので、サゲが寄ってくるんだなぁとわかったのでした。

 

 

 

ちなみに父はもう70代。

お金を貸してくれという人間も寄ってこなくなったみたいだけどね。

「借金はあるの?」という私のストレートな質問に対し、「ない」と答えてもらい、ホッとして。

 

 

 

昨日は他にもいろんな真剣な話を聞いたんだけど、長〜くカールした父の鼻毛が気になって気になって、全然頭に入ってこない。

どうして身なりは綺麗なのに、鼻毛一本には気がつかないんだ!?とね。

 

 

 

娘も同席してくれていたんだけど、娘も同じだったらしい。

 

 

 

父の声はもう出なくなるんだけど、あの恨み節も聞けなくなる。

だから真剣に聞かないといけないのに、鼻毛が気になって仕方がなくて。

 

 

 

「ねえお父さん、悪いんだけどさ、鼻毛切らない?

8割話が頭に入ってこないわ」

 

私がそう言うと、父は鼻毛を収納したけど、長すぎて収納しきれていない。

 

 

 

ふと娘を見ると涙目。

後で聞くと、

「お母さん!そんなこと言っていいの!?(゚Ω゚;)」

と思いつつ、相当笑いをこらえていたらしい。

 

 

 

私たち父娘はいつもこんな感じでストレートに話していたなぁ。

 

 

 

昔から父の罵声、恨み節、怒鳴り、そして数年前の脳内出血の後遺症による辿々しい話し方を超え、ついには話せなくなる父。

無言の行なのかなぁと思う。あくまで父のケースね。

 

 

 

 

「あのさ、お父さんさ、『俺が一番の被害者』とか色々言ってるけど、私が一番大変な思いをしてきたんだからね?」

 

と父に初めて言うと、

 

 

 

「そうだったな〜。ハハハ〜。ごめんな〜ハハハ」

 

 

 

初めての父から私への謝罪。

軽っ!笑

 

 

 

こんなもんだよね〜。

でも、私はた〜くさん学んだわ。

 

 

 

 

 

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成人式の後、大好きなホテルの中華料理を食べに行った時のものです。

どれも本当に美味しかった〜♪

 

 

私の頃の成人の日は、着物を着て当時の彼とお出かけするのが夢だったのに、男友達の涙の失恋話を延々と聞かされて終わったと言う苦い苦い経験から(笑)、娘には着物でホテルのレストランに連れていきたいと思っていたんです。

 

 

叶って嬉しかった〜♪

娘も息子もすごく喜んでくれたし。